先日、第3回地域材活用デザインコンテストin兵庫の審査員賞を
一屋一室の家が受賞致しました。ホームペ-ジはこちらです。
https://tiikizai-hyogo.jp/
「一屋一室の家」は、審査用名称です。当社ホームペ-ジ施工例では、
「紀州、吉野材の家」として掲載されています。
https://inaho-re.com/works/works-186/
今年は、尼崎市まちかどチャーミング賞、名古屋モザイクデザインアワード
そして、今回の受賞と3つの賞をいただき嬉しい限りです。
今回の住宅の一部をご紹介します。
外観は、木と吹付とガルバの3つの素材を使用しています。
LDKには、キッチン横にダイニングテーブル、食器棚を造作しています。
床は吉野杉を使用しています。
LDkと繋がって小上がり和室を設計。
吊り押し入れを造作し関節照明を設置しました。
畳下収納も完備しています。
南側に建物が隣接している為、空白部分と2階の天井付近に窓を設置して、
南の光を取り入れています。
主室にはデスクスペ-ス。
窓の枠を利用したベンチ等遊び心も一杯です。
玄関も少し広い空間を作りました。
来年、2023年も何かの賞を頂けると家づくりがますます楽しくなりそうです。
こんにちは。いなほ工務店です。
この度伊丹市にある、いなほ工務店木の家モデルハウス「重曹の甍」が
名古屋モザイクDesign Award 2022 に入賞致しました。
リンクは下記となります。
https://www.nagoya-mosaic.co.jp/designaward/winner2022_h.html
2022年は、尼崎市街角ちゃ-みんぐ賞を受賞して、二つ目となりました。
とても嬉しく又ありがたく思っております。
今回の入賞は、以前ブログにも書いた床と壁にて受賞となりました。
https://www.inahonomachi.com/blog/1834/
普段床にあまり使用しないタイルを床下エアコンの性能を利用して施工した点等が評価された様です。
床にタイルは高断熱、高気密の注文住宅においてはNGではありません。
冷たくないんです。
皆様もぜひモデルハウスを冬に見学頂いて、実感してください。
ちらみに下記画像の廊下の突き当りに青いタイルですが、視覚効果にて青いタイルが空間を広く見せるそうです。
今後も名古屋モデサイクさんのタイルを使おうと、強く感じた受賞でした。
こんにちは、いなほ工務店です。
今回は先日行われた静岡県浜松市における村松篤設計塾及び浜松市の大工工務店の
大瀧建築様のモデルハウス、現場見学、そして村松先生の手がけられた築30年のある方のご自宅見学のお話です。
大瀧建築様は
https://www.ohtaki-kenchiku.com/
当日のスタートは見学ではなく、勉強でもなく、お昼ご飯となりました。
浜松と言えば「うなぎ」です。浜松のうなぎ屋さんの中でも関西風に調理されるお店です。
お店は「かんたろう」さんです。https://kantarow.p-kit.com/
見事なうな重です。画像を見ているだけでもう一度食べたくなります。
さてさてお昼を済ませた後に大瀧建築様のモデルハウス見学です。
大瀧建築様のモデルハウスの横には事務所がありこの事務所がまた特徴的です。
屋根が「草屋根」緑の屋根となっています。こ
の日は夏真っ盛りでとても暑い一日でしたが屋根の上の涼しさには驚かせられました。
皆で屋根の上゜の涼しさを体感致しました。
事務所の中もお洒落です。
次に隣のモデルハウスを見学。
薪ストーブ完備の大工工務店らしい外観です。素晴らしい。
続いて内覧です。とても良い空間です。写真一同食い入る様に見ていました。
モデルの2階に設置された書斎コ-ナ-です。床には絨毯がひかれています。
まさかと思いお伺いした所、大阪の堀田カーペットさんの物でした。私も先日見学したばかりの絨毯屋さんです。
現在リノベ-ション中のマンションにて当社も使用する予定のカーペットです。
素晴らしい足ざわりでした。
階段に本棚を設置したお洒落空間です。
。
現在のモデルハウスとは別に、大瀧さんが建築中の注文住宅現場も視察しました。
羨ましいかぎりの豪華な家です。
こちらは既に完成されたそうで、大瀧さんのインスタにて動画で見る事が可能です。
2棟を見学後大瀧様の歴史等を勉強して1日目が終了しました。夜の宴会はコロナ渦の為書き控えます。
翌日は、あいにくの雨の中今回の設計課題の敷地の視察と、サプライズで村松先生が以前設計された、
築29年の住宅の見学からスタ-トしました。
築29年の住宅です。良い物は古くなると良さが増している感じです。
29年後の杉無垢フローリングの姿です。こちらのお宅は「猫」飼っておられますが、見事な味が出ています。
見学が終了した後は設計です。課題がとても難しい即日設計となりました。
次回は、11月に設計塾が行われます。
こんにちは!!いなほ工務店です。
今回は、先日尼崎市にて完成した高断熱高気密の注文住宅のご紹介です。
非常に高性能で、Ua値は0.39 C値0.1のQ1住宅レベル2の住宅で第一種換気を採用しています。。
外構工事が未完成ですので、外構工事完成後にホームペ-ジの施工事例にもアップします。
外構工事前の状態です。
外壁は漆喰壁とガルバニュ-ムとなっています。
正面にリクシルLWの引き込み大開口サッシを設置しています。引き込みサッシはやはり良いです。
サッシはAPW330の防火です。
玄関の様子です。
床材はオ-クの無垢材です。式台はウォールナット、ベンチはホワイトアッシュを使用。
この組み合わせは良い感じです。
造作の洗面台です。タイルをアクセントにお化粧スペースも確保しています。
当社では洗面台はほぼ造作にて制作しています。
ランドリ-スペ-スです。カンタくんがカウンタ-上に座っています。
奥様が試行錯誤された設計となっています。
今回の住宅は、階段が特徴的な設計となっています。
この形状は当社も初めての経験でしたが、美しく仕上がっています。
キッチンスペ-スです。
今年はミ-レの食洗器がなかなか手に入らない状況が続きましたが何とか手当しました。
対面カウンタ-から背後に食器棚、続きにワークスペ-スを制作しました。
換気扇は同時吸排気です。
今回も床下エアコン採用の為、LDKには大きな吹き抜けがあります。
和室と続きとなっていて画像には出ていませんが、和室の建具には旧家の障子を加工して制作しました。
もともとのご自宅の物を良当社では部分的に再利用を度々行います。
階段を上がった吹き抜けに面する部分には、勉強スペ-スと本棚を設置しました。
緑が見え勉強がはかどりそうです。
お子様の部屋は将来2部屋に分けれる様設計しています。
子供部屋からは大きなロフトへ繋がっています。
主室の隣にはコロナ渦ならではの書斎スペ-スです。
本棚、広いテーブルが設置されています。こちらも緑を眺める事が可能です。
広々ロフトです。実は今回このロフトに秘密がございます。
ロフトには夏用の小屋裏エアコンを設置しています。
お客様はとても勉強熱心で、小屋裏エアコンにチャレンジです。
色々試行錯誤し、お互いにユーチュ-ブを見まくりながら設計しました。
画像にて解りにくいですが、エアコンの上部には階段室からリターン用の開閉可能な開口があります。
又、エアコン吸気付近に第一種換気の吸気口も設置しています。
試運転時には良好に動いています。みの夏の結果が気になるところです。
こんにちはいなほ工務店です。
今回は、伊丹市にて現在マンションのリノベ-ション工事を行っていまして、
その設計を行っている、神戸市灘区の阿曽芙実建築設計事務所さんの事務所のお話です。
阿曽芙実先生のページは、https://www.fumiaso-aa.com/
今回打ち合わせにてお伺いしたのですが、事務所は自宅兼事務所となっていました。
入口から中へと入ると驚きの連続です。
最初に目に入るものが、室内なのに「植栽」??です。なんとも斬新で素晴らしい。
建築は性能も大事ですが、一人ひとりやりたいことをやる事もとても大事です。
肝心な事は住む人が納得できるかどうかが一番大切だと感じました。
カフェにいるのか、植物園にいるのか、雑貨屋いるのか、事務所に打ち合わせにきているのか解らなくなり、
建物が気になってしかたありません。
建築を見てワクワクが止まらないのは久しぶりです。
さぞかし仕事がはかどるのだろうと想像します。
ご自宅2階部分も見学したのですが、さすがに個人住宅部分の画像は止めておきます。
2階もエライこととなっていました。景色も良く神戸山の手感がとても良く出ていました。
ご覧になられたい方はぜひ阿曽先生に仕事を依頼して見学して下さい。
一点だけ今回のリノベ-ションにも採用されるおにぎりテーブルの画像を出します。
阿曽先生オリジナルです。
今回打ち合わせしたマンションリノベ-ションもなかなかのリノベ-ションとなりそうです。
当社が得意な性能面と、阿曽先生の発想力の集大成をご期待下さい。
完成はおそらく年末から来年2月位かと思います。
こんにちは!!本日は非常に個人的な話題です。
以前本ブログにも書きましたが、2匹の保護猫を飼っていましたが、自宅に突然住み着いた猫のお話しです。
最初はメスのサビ猫が私の自宅と隣の家とを毎日往復する様になりました。まだ小さい1歳程度の猫なので、私と隣の方とでエサをたまに与えていました。
とても人懐っこい猫なので最初はお隣様と、どこかの飼い猫で地域猫なのかなって会話していました。
すると数カ月後夜このさび猫がやってきたのですが、もう一匹子猫を連れてやってきたのです。
しょうがなくエサを与えた後なんと子猫がさび猫の母乳を飲み始めたのです。なんて小さなママ猫なこと。もう一つ。パパはどこ???
ますますお隣様と何処の猫だろうと話していたら、なんとこの子猫が我が家のベランダに住み着いてしまいました。
1日中動きません。我が家のベランダを寝床として、ご飯の時だけお隣様と我が家の往復です。
母猫はいなくなったりもしていましたが、子猫はこの2件の家から離れません。
住み着いたベランダにいるのが母猫と子猫(既におおきくなってますが)
内側がクリとキキ。
住み着いたのが冬だった為、我が家とお隣様はホームセンタ-を往復して小屋づくりに励み、小屋にはカイロを入れて暖を取らせました。
そうこうしていましたがいよいよ春がやってきます。
このままでは又子猫が増えないか?? お隣様との話会いにより去勢に連れていく事となりました。
当初は、去勢後里親を探そうと家族会議し、去勢へと連れて行くのですが野良猫とは思えないほど素直にケ-スに入り病院へ。
そして病院にて1週間預かって頂いて家へと帰るのですが、何ら病気もなく人懐っこいままです。
ここまでお話すると流れが解ると思いますが、そうです。家族に迎えてみました。
後は先住猫との相性ですが、、
この通り。黒猫のキキとはあまり交わりませんが、喧嘩はしません。
すっかり家族となりました。
ちなみにサビの母猫はママ子という変な名前となりました。
こんにちはいなほ工務店です。
いよいよですが、伊丹市にていなほ工務店モデルハウス「重曹の甍」の外構工事が完了致しました。
建物完成から1年以上経過してやっとの完成です。
この間、コロナやウッドショック等様々な事がありました。
外構の設計は日本が誇るランドスケ-プデザイナ-の「田瀬理夫」先生です。
田瀬先生とは「里山住宅博in神戸2016」にて緑の事を色々教えて頂いた以来のお仕事となりました。
最初に表側の画像です。
少しわかりにくいですが、門柱には里山住宅博と同じ緑の門柱を使用しています。
瓦屋根と瓦の外壁が映えてます。
正面にはデッキのベンチも作成しました。こちらは3.5寸角の杉にて作っています。
次に南面です。
南庭に追加で造作した小屋の話をしていませんでしたの、後日追記致します。
植えている木々は全て日本の自生種でしかも関西にて育ったもののみを使用しています。
集める事に非常に苦労がありましたが、ここが田瀬先生の一番の拘りとなります。
ビオト-ブ(池)も作っています。
個人的にある方に頂いた小さな灯篭もうまく設置できました。
2階からの眺めも最高です。
居室からも緑が見えます。
「重曹の甍」木の家モデルハウスは今後売却することなく、可能な限り維持し、将来築30年、50年のモデルハウスとして「木材」の経年変化を体感できるモデルハウスとして育てる予定です。
ご興味がある方はお気軽に見学ください。
こんにちは!
阪神間で建てる木の家いなほ工務店です。
お客様の拘りを第一に、高断熱高気密の注文住宅を建てています。
今回は、伊丹市に建築した「重層の甍」モデルハウスに使用している家具をご紹介します。
家具の中でも椅子やテーブル等、デザインもさることながら高さを考える必要があります。
テーブルの高さは72センチ程度、椅子は42センチ程度が一般的ですが、日本人の女性の身長を考えると少し低めが良かったりします。
逆に背の高い方は少し高めの設定が必要です。
キッチンの高さ等を気にされるお客様は結構いらっしゃいますが、テーブルや椅子の高さとなると案外考えない方がほとんどです。
建築に何の関係が? と思われるかもしれませんが、意外や意外、書斎のテーブルやパソコンデスク、
ダイニングテーブルの高さ等関係性はとても深いのです。
そんな高さの体験が、当社のモデルハウスでは可能です。
当社モデルハウスの家具達は、通常より少し低い高さに設定されています。
ダイニングテーブルは70センチ、椅子は39センチ~40センチです。是非体感下さい。
モデルハウスのダイニングテーブルは丸いテーブルです。
直径は110センチのタイプで、4人用です。ダイニングテーブルを選ぶことも設計上とても大切です。
このテーブルは宮崎椅子という徳島の家具メ-カ-の物で、カイ・クリスチャンセンのデザインの復刻版です。
天板はケヤキにて作られています。
宮崎椅子様は
https://www.miyazakiisu.co.jp/ja/
テ-ブルに合わせている椅子は、同じ宮崎椅子のhataチェア-と呼ばれる椅子です。
個人的にどうしても欲しかった椅子ですが、自宅にという夢はかないませんでしたが、モデルハウスにて叶いました。
座りごこちが今までの中で一番気に入っている椅子です。こちらもケヤキにて作られています。
見ているだけで嬉しくなる椅子です。
こちらの椅子は珍しい椅子です。
重層の甍の設計者である村松篤先生もご自宅にてご愛用の椅子です。
この椅子は、奥村昭雄さんという建築家が設計制作をされていた椅子です。
奥村昭雄先生といえば、OMソ-ラ-の父として有名ですが、村松篤先生は以前よく可愛がっていただいたそうです。
そんな繋がりもありこのモデルハウスに向かい入れた椅子です。
現在は長野県にて、旧木曽三岳奥村設計所、「カイア-ル」にて吉田亞人さんが一人で制作されています。
私は長野県の旧木曽三岳奥村設計所に実際にお邪魔して、工場を見学し購入しました。他にもほしい物が沢山でしたが、何せお一人で
制作されている事もあり、ほしいほしいは禁物です。
こちらのスツールは奥村家具ではなく、カイア-ルの吉田様の作品です。
気に入って同時購入さして頂きました。ありがとうございます。
小さな椅子は吉田様のご厚意です。ありがたや。
こちにのソファ-は先ほど宮崎椅子の物で、UUソファ-という名の物です。
黒皮のソファ-も憧れでしたが、私は猫を飼っている為断念した商品です。
ブラックチェリ-にて作られていて、とても座り心地が良いソファ-です。
こちにのテーブルはソファ-の前に置いています。
北欧のビンテ-ジです。今は貴重なチ-ク素材です。
何十年経っている事を思わせないお気に入りのテーブルです。
こちらも北欧ビンテ-ジ家具です。
素材はローズウッドで、扉がジャバラとなっています。
色合いが素敵です。
家具の他にも照明器具等見どころ満載のモデルハウスとなっていますので、是非見学下さい。
こんにちは!!いなほ工務店です。
本日は先日ご紹介した尼崎市まちかどチャーミング賞を受賞した田能3丁目建築協定の住居の向かえ側に
先日新たに注文住宅を2棟建築したご紹介です。
まずは2棟並んだ景色です。
調和が取れています。
左側の注文住宅の外観は、吹付とタイル、ガルバニュ-ムの外壁に木製玄関ドアを施工しています。
とても特徴的な外観に仕上がりました。
右川の住宅は、片流れの屋根が特徴的です。
南側(左側)の屋根は切妻となっていて、北側(右川)の住居は片流れにより、太陽の光を取り入れる工夫がなされています。
こちらも吹付とガルバニュ-ム、木張りの調和が取れた外観に仕上がっています。
階段横に天井いっぱい迄本棚が作られています。
私もこの様な本棚が憧れです。
階段下は床下エアコンとテレビ台となっいてます。
小さな吹き抜けがありとても明るく仕上がっています。
床材はアカシアの無垢フローリングを使用しています。
となりの注文住宅は、紀州杉を使用し、床は吉野杉となっています。
畳の子上がりがあり、畳下収納も完備しています。
キッチン廻りはお施主様の拘りが詰まっていて、ダイニングテーブルも造作にて作成しました。
サッシのまわりの枠を大きくして座れる様施工しました。
キッチリロフトも完備しています。
詳しい内容は、いなほ工務店施工事例をご覧ください。
こんにちは!!
先日、いなほ工務店が尼崎市にて数年に一度開催される第10回まちかどチャーミング賞を受賞致しました。
受賞したのは、尼崎市田能3丁目に建築した家の街並みです。
詳しい内容は当社コラムページをご覧ください。
https://inaho-re.com/news/20220314/
賞状を貰っていうのは良いものですね!!
更に良い街、良い家づくりに励みます。
こんにちは!
阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。
今回は、伊丹市の木の家、高気密高断熱Q1住宅モデルハウス「重層の甍」を設計した当社の顧問建築家の村松篤先生
の基本設計にて神戸市東灘区に完成した注文住宅のご紹介です。
この建物はお施主様のご協力もあり、ユーチュ-ブにもアップしております。
ユ-チュ-ブは、風土と暮らす木の家のチャンネルです。
風土と暮らす木の家は、志を同じとする兵庫、大阪の工務店6社にて活動しているネーミングです。
https://www.youtube.com/watch?v=vRPmaD3olEc
今回の住宅はお施主様がとても良い立地をお探しになり建築致しました。
憧れの神戸市東灘区の山の手となります。
周囲が緑に囲まれていて、とても心地よい仕上がりとなりました。
山の手という事もあり、様々な問題を安全にクリア-した住宅です。
外壁は吹付と雨の当たりやすい所はゴ-ルドのガルバニュームとなっています。
何といっても見どころは、景色です。
あらゆる場所から緑を楽しめる設計となっています。
重層の甍と同じハーフユニットに青森ヒバの浴室は圧巻です。羨ましくなります。
ハ-フユニットは、予算上最後までお施主様は迷われていましたが、この立地であけば施工いた方が良いと判断されました。
完成時にはとてもお喜びになられ、いなほ工務店としても嬉しい結果となりました。
洗面室も気持ち良い仕上がりとなりました。
洗面ボール等、悩みに悩まれ決められた仕様です。
洗面室から森の方角に洗濯もの等を干すベランダに出られる為、外部も気になりません。
リビングダイニングも見事の一言です。
今回はオ-クの無垢フローリングを施工しました。天井の高さも絶妙です。
ダイニングからリビングへ少し高さが高くなり、リクシルLWの引き込みサッシを通じて外部デッキに繋がる為、
奥行の広がりが実際より効果的に広がります。
のちのお話にて、お施主様のご両親が来られた際、外部デッキに横たわって「気持ち良い」とおっしゃっていたそうです。
ちなみに外部デッキは上部が2階テラスとなっていて、半外空間となっています。
奥様拘りのL型キッチンも緑を眺めながらの作業となり、気持ちが高ぶります。
キッチンの正面をガラスで繋げたいというお施主様のご要望を叶えました。
要望は、画像で頂いた物を図面化しました。
天井いっぱいにサッシを持っていく為に、キッチン分は少し天井が低くなっています。
2階からの眺望は、晴れていると神戸港が一望です。
深い軒を設計した事により、緑と景色が額縁の様です。
撮影は新緑時の物ですが、紅葉時も楽しみです。
一年を通じて四季を感じる住宅です。
内部には随所にお施主様の拘りが詰まっています。
施主様支給のステンドグラスを使用した洗面コ-ナ-です。
画像は1階の洗面コ-ナ-となっていて、2階には正規の洗面室があります。
お施主の趣味(音楽室)です。防音工事をしております。
都心の駅が近い立地も良いですが、少し離れて自然豊かな環境の立地も心地よい空間を建築できます。
各々お客様のご要望により、夢をかなえる仕事が我々の仕事です。
ちなみにこの住宅も高断熱高気密となっていて、冬とてもあたたかく過ごせる仕様となっています。勿論床下エアコンです。
昨年の夏、お施主様は2日しかク-ラ-を使用なさらなかったそうです。
パッシブな設計を取り入れる事により、窓を開けても快適な家造りができました。
こんにちは!
阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。
今回は、阪神間の伊丹市「重層の甍」いなほ工務店、注文住宅木の家モデルハウスの床下エアコンについてのブログです。
いなほ工務店では、「床下エアコン」を2階建てにおいてはかなりの確率にて施工しています。
様々な理由があるのですが、最初に来るのが地域性です。関西ではここ何十年にて足元を温める文化が多く起きました。
理由は、大阪ガス様の床暖房です。大阪ガス様はガス床暖房普及にかなり前より取り組まれ、結果としてその心地よさが広がったという現象です。
元々足元を温める手法は、寒い国のお隣韓国等にて「オンドル」と言われる工法が昔から行われておりました。
日本においても昔は皆「こたつ」に足を入れてちゃんちゃんこを着る生活が当たり前でした。
健康を考えた際にも足元を温めるという行為は、とても良いそうです。足湯もそれにあたりますね。
当社では、床材に無垢のフローリングをほぼ全棟採用しております。
この無垢のフローリングは、床暖房と少し相性が悪いとされています。実際は何棟か施工しましたが特に問題は起きていません。
とかし、一般的に悪いとされている手法となります。そこで登場したのが床下エアコンとなります。
床下エアコンには、いくつかのメリットがあります。
1. 高断熱高気密の場合、30坪程度の家の場合6帖用若しくは8帖用の安価なエアコン1台にて全館空調が可能(冬のみ)
2. 基礎コンクリ-トを蓄熱帯として蓄熱し、放射により家全体を温める。
3. 床暖房に比べてランニングコストが安い(ヒートポンプ)の為
以上が最大のメリットとなります。
当然に、白蟻対策等工事的な技術が必要となります。細かい内容はいつでも問い合わせ下さい。
そんな中、「重層の甍」モデルハウスでは、予想以上の効果が生まれているのでご紹介します。
「重層の甍」モデルハウスは1階廊下から洗面、トイレ、脱衣に至る全ての床材に「タイル」を使用しております。
皆様「タイル」と言えば何を想像されるでしょぅか。
現在は2月、12月~1月、2月と、とても寒い時期にご案内したお客様は、口を揃えて「寒そう」とおっしゃいました。
こんな感じです。寒そうでしょ!!
お客様には靴下のまま見学頂いております。
一歩踏み出した瞬間に皆様驚愕です。
「あたたかい」「なんで?」
答えは
床下エアコンです。
「タイル」は実はフローリング等に比べて蓄熱効果が高い素材なんです。驚きでしょ!!
床下エアコンから基礎に蓄熱された暖気は、タイルにも蓄熱されるのです。
冬あたたかく、お掃除が楽で、夏はひんやり涼しい床材となりました。
今までキッチンや洗面、トイレ等「タイル」を使用したいが寒いのはとお考え方々にはとてもぴったり床下エアコンです。
実は当社もこの事に、モデルハウスが完成する迄気づいておりませんでした。
今後の設計に幅が出そうです。
こんにちは!
阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。
いなほ工務店は、お客様の拘りを第一に考え高断熱高気密の注文住宅を建てています。
ブログはコロナ禍の影響によりすっかりごぶさたしておりますが、少しづつ再開したいと思います。
様々なご報告を本来アップすべきですが、既に「重層の甍」注文住宅木の家モデルハウスは、阪神間、伊丹市に完成しております。
お客様も一回一組限定にてご案内しております。
プログは再開致しますが、外構工事に関しては未だ未完成となっています。
外構はランドスケ-プデザイナ-の「田瀬道夫」様にて既に図面を頂いており、完成が待ち遠しい状態です。
見学のご予約はこちらから
https://inaho-re.com/modelhouse/
完成した建物の画像を一部ご覧ください。
外壁には「淡路瓦」を一部使用しています。全国にてこの淡路瓦を外壁に使用するのは初となる様です。
瓦は耐久性が高く、100年持つ素材は瓦位だと言われています。又、最終土にかえるエコな物です。
瓦は重量がありますが、それを支えるしっかりした施工と下地を行いました。
この淡路瓦は、淡路島の株式会社タツミ様の商品となります。
http://www.tatsumi-oni.co.jp/
今回のモデルハウスは2階リビングとなっていて、上の画像は1階の主室となっています。
床材は当社自慢の吉野杉の無節無垢フロア-となっています。2つのベットの向かいにはコロナ禍に嬉しいデスクのスペ-スを配置しています。
サッシは、木製の高断熱サッシが入っています。
見学されたお客様のご反応としては、「ホテルみたい」というご意見が一番多くなっています。
今回の浴室はハーフユニットバスです。上部には青森ヒバが貼られています。
見学に見えられたお客様もこの青森ヒバの匂いをとても心地よく感じておられます。
今回の設計の村松先生もご自宅が青森ヒバのハーフユニットを採用それていて、何十年たっていてもカビに強いそうです。
画像の茶色いタイルは兵庫県篠山市の「立杭焼き」です。
実はこの板は、立杭焼きの登り窯の焼き物を焼く際の下にひいている台を頂いた物です。
床の黒いタイルは実は瓦です。床の瓦は野水瓦産業様の商品です。
https://www.stream-nomizu.jp/index.html
立杭焼きの頂いた窯元様は、丹 窓 窯様です。ありがとうございました。
玄関と廊下の間の建具の画像です。和紙入りのガラスにて制作しました。
玄関から入る最初の建具はいつも少し良い物を提案しております。
リビングタイニングの画像です。
リビングダイニングの床材は、岡山の松を使用しました。
松は杉と比べて少し硬い木材です。近年数が減っており、良質な物は少し入手に時間がかかります。
画像で見ると解りにくくなっていますが、とても広々した空間となっています。
ロフトも完備していて、ロフトはお子様のベットとなる設定です。
程よい高さに設定している感触を是非ご覧ください。
ロフトの落下防止策にはステンドガラスを埋め込んでいます。
ロフト下の子供部屋の様子です。クローゼットの収納もしっかり完備していて、デスクのスペ-スもございます。
見学されてお子様たちは大はしゃぎです。
和室の画像です。
今回の和室は色々な仕掛けがございます。是非現地にて見学下さい。
青い壁は、京都の唐紙を張っております。
低い窓は、猫が外を見やすい様工夫しています。モデルハウスにて猫はいませんが!!
今回ご紹介した内容は、「重層の甍」木の家モデルハウスのほんの一部です。見どころが多数ございますので、お気軽にご見学下さい。
デザインや間取りだけではなく、この木の家は性能に拘りを持ったQ1住宅です。
次回、正に今、寒い時期の世化したエアコンの効能等ご紹介致します。
こんにちは。
阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。
お客様の拘りを第一に考え高断熱、高気密の木の家を建てています。
コロナ禍において自社モデルハウス工事を後回しにしてお客様の工事を優先しています。
その影響からこのブログも飛び飛びになってしまっています。
そんな中進んだ状況を一機にご紹介します。
下の画像は1階の主室の画像です。主室は当社得意の吉野杉の節無しを施工しています。
階段も完成しました。階段はホワイトウッドとという木材です。
ちなみに手摺は鉄です。
2階の薪スト-ブエリアに張った竜山石です。
竜山石は以前このブログにてご紹介した物です。
壁にタイルを埋め込んでいます。
1階廊下、洗面も今回はタイルとなっています。
薪スト-ブの煙突と薪スト-ブ本体設置です。
今後の工程は建具やこまごました収まりが中心です。
中々完成しません。早くお披露目できる様頑張ります。
こんにちは!!
阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。
今回は、付加断熱工事についてです。
伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの断熱は前回ブログの通りロックウ-ルの吹込でしたが、
今回はその内側に更に高性能グラスウールを付加して断熱します。
ピンク色の断熱材が高性能グラスウ-ルです。
こちらも隙間なく施工します。
施工後はやはり、防湿シ-トも施工して内部結露対策を行います。
関西地方にて、ここまで断熱が必要かどうか別として、今回は当社が加盟する新住協
のQ1住宅という事で、付加断熱を行っています。