モデルハウス日記

「重曹の甍」外構工事完成

こんにちはいなほ工務店です。

いよいよですが、伊丹市にていなほ工務店モデルハウス「重曹の甍」の外構工事が完了致しました。

建物完成から1年以上経過してやっとの完成です。

この間、コロナやウッドショック等様々な事がありました。

外構の設計は日本が誇るランドスケ-プデザイナ-の「田瀬理夫」先生です。

田瀬先生とは「里山住宅博in神戸2016」にて緑の事を色々教えて頂いた以来のお仕事となりました。

最初に表側の画像です。

少しわかりにくいですが、門柱には里山住宅博と同じ緑の門柱を使用しています。

瓦屋根と瓦の外壁が映えてます。

正面にはデッキのベンチも作成しました。こちらは3.5寸角の杉にて作っています。

次に南面です。

南庭に追加で造作した小屋の話をしていませんでしたの、後日追記致します。

植えている木々は全て日本の自生種でしかも関西にて育ったもののみを使用しています。

集める事に非常に苦労がありましたが、ここが田瀬先生の一番の拘りとなります。

ビオト-ブ(池)も作っています。

個人的にある方に頂いた小さな灯篭もうまく設置できました。

2階からの眺めも最高です。

居室からも緑が見えます。

「重曹の甍」木の家モデルハウスは今後売却することなく、可能な限り維持し、将来築30年、50年のモデルハウスとして「木材」の経年変化を体感できるモデルハウスとして育てる予定です。

ご興味がある方はお気軽に見学ください。

 

重層の甍家具たちのご紹介

こんにちは!

阪神間で建てる木の家いなほ工務店です。

お客様の拘りを第一に、高断熱高気密の注文住宅を建てています。

今回は、伊丹市に建築した「重層の甍」モデルハウスに使用している家具をご紹介します。

家具の中でも椅子やテーブル等、デザインもさることながら高さを考える必要があります。

テーブルの高さは72センチ程度、椅子は42センチ程度が一般的ですが、日本人の女性の身長を考えると少し低めが良かったりします。

逆に背の高い方は少し高めの設定が必要です。

キッチンの高さ等を気にされるお客様は結構いらっしゃいますが、テーブルや椅子の高さとなると案外考えない方がほとんどです。

建築に何の関係が? と思われるかもしれませんが、意外や意外、書斎のテーブルやパソコンデスク、

ダイニングテーブルの高さ等関係性はとても深いのです。

そんな高さの体験が、当社のモデルハウスでは可能です。

当社モデルハウスの家具達は、通常より少し低い高さに設定されています。

ダイニングテーブルは70センチ、椅子は39センチ~40センチです。是非体感下さい。

モデルハウスのダイニングテーブルは丸いテーブルです。

直径は110センチのタイプで、4人用です。ダイニングテーブルを選ぶことも設計上とても大切です。

このテーブルは宮崎椅子という徳島の家具メ-カ-の物で、カイ・クリスチャンセンのデザインの復刻版です。

天板はケヤキにて作られています。

宮崎椅子様は

https://www.miyazakiisu.co.jp/ja/

テ-ブルに合わせている椅子は、同じ宮崎椅子のhataチェア-と呼ばれる椅子です。

個人的にどうしても欲しかった椅子ですが、自宅にという夢はかないませんでしたが、モデルハウスにて叶いました。

座りごこちが今までの中で一番気に入っている椅子です。こちらもケヤキにて作られています。

見ているだけで嬉しくなる椅子です。

こちらの椅子は珍しい椅子です。

重層の甍の設計者である村松篤先生もご自宅にてご愛用の椅子です。

この椅子は、奥村昭雄さんという建築家が設計制作をされていた椅子です。

奥村昭雄先生といえば、OMソ-ラ-の父として有名ですが、村松篤先生は以前よく可愛がっていただいたそうです。

そんな繋がりもありこのモデルハウスに向かい入れた椅子です。

現在は長野県にて、旧木曽三岳奥村設計所、「カイア-ル」にて吉田亞人さんが一人で制作されています。

私は長野県の旧木曽三岳奥村設計所に実際にお邪魔して、工場を見学し購入しました。他にもほしい物が沢山でしたが、何せお一人で

制作されている事もあり、ほしいほしいは禁物です。

こちらのスツールは奥村家具ではなく、カイア-ルの吉田様の作品です。

気に入って同時購入さして頂きました。ありがとうございます。

小さな椅子は吉田様のご厚意です。ありがたや。

こちにのソファ-は先ほど宮崎椅子の物で、UUソファ-という名の物です。

黒皮のソファ-も憧れでしたが、私は猫を飼っている為断念した商品です。

ブラックチェリ-にて作られていて、とても座り心地が良いソファ-です。

こちにのテーブルはソファ-の前に置いています。

北欧のビンテ-ジです。今は貴重なチ-ク素材です。

何十年経っている事を思わせないお気に入りのテーブルです。

こちらも北欧ビンテ-ジ家具です。

素材はローズウッドで、扉がジャバラとなっています。

色合いが素敵です。

家具の他にも照明器具等見どころ満載のモデルハウスとなっていますので、是非見学下さい。

 

尼崎市田能の家、いなほ工務店

こんにちは!!いなほ工務店です。

本日は先日ご紹介した尼崎市まちかどチャーミング賞を受賞した田能3丁目建築協定の住居の向かえ側に

先日新たに注文住宅を2棟建築したご紹介です。

まずは2棟並んだ景色です。

調和が取れています。

左側の注文住宅の外観は、吹付とタイル、ガルバニュ-ムの外壁に木製玄関ドアを施工しています。

とても特徴的な外観に仕上がりました。

右川の住宅は、片流れの屋根が特徴的です。

南側(左側)の屋根は切妻となっていて、北側(右川)の住居は片流れにより、太陽の光を取り入れる工夫がなされています。

こちらも吹付とガルバニュ-ム、木張りの調和が取れた外観に仕上がっています。

階段横に天井いっぱい迄本棚が作られています。

私もこの様な本棚が憧れです。

階段下は床下エアコンとテレビ台となっいてます。

小さな吹き抜けがありとても明るく仕上がっています。

床材はアカシアの無垢フローリングを使用しています。

となりの注文住宅は、紀州杉を使用し、床は吉野杉となっています。

畳の子上がりがあり、畳下収納も完備しています。

キッチン廻りはお施主様の拘りが詰まっていて、ダイニングテーブルも造作にて作成しました。

サッシのまわりの枠を大きくして座れる様施工しました。

キッチリロフトも完備しています。

詳しい内容は、いなほ工務店施工事例をご覧ください。

 

 

尼崎市まちかどチャーミング賞受賞

こんにちは!!

先日、いなほ工務店が尼崎市にて数年に一度開催される第10回まちかどチャーミング賞を受賞致しました。

受賞したのは、尼崎市田能3丁目に建築した家の街並みです。

詳しい内容は当社コラムページをご覧ください。

https://inaho-re.com/news/20220314/

賞状を貰っていうのは良いものですね!!

更に良い街、良い家づくりに励みます。

神戸市東灘区山の手の注文住宅

こんにちは!

阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。

今回は、伊丹市の木の家、高気密高断熱Q1住宅モデルハウス「重層の甍」を設計した当社の顧問建築家の村松篤先生

の基本設計にて神戸市東灘区に完成した注文住宅のご紹介です。

この建物はお施主様のご協力もあり、ユーチュ-ブにもアップしております。

ユ-チュ-ブは、風土と暮らす木の家のチャンネルです。

風土と暮らす木の家は、志を同じとする兵庫、大阪の工務店6社にて活動しているネーミングです。

https://www.youtube.com/watch?v=vRPmaD3olEc

今回の住宅はお施主様がとても良い立地をお探しになり建築致しました。

憧れの神戸市東灘区の山の手となります。

周囲が緑に囲まれていて、とても心地よい仕上がりとなりました。

山の手という事もあり、様々な問題を安全にクリア-した住宅です。

外壁は吹付と雨の当たりやすい所はゴ-ルドのガルバニュームとなっています。

何といっても見どころは、景色です。

あらゆる場所から緑を楽しめる設計となっています。

重層の甍と同じハーフユニットに青森ヒバの浴室は圧巻です。羨ましくなります。

ハ-フユニットは、予算上最後までお施主様は迷われていましたが、この立地であけば施工いた方が良いと判断されました。

完成時にはとてもお喜びになられ、いなほ工務店としても嬉しい結果となりました。

洗面室も気持ち良い仕上がりとなりました。

洗面ボール等、悩みに悩まれ決められた仕様です。

洗面室から森の方角に洗濯もの等を干すベランダに出られる為、外部も気になりません。

リビングダイニングも見事の一言です。

今回はオ-クの無垢フローリングを施工しました。天井の高さも絶妙です。

ダイニングからリビングへ少し高さが高くなり、リクシルLWの引き込みサッシを通じて外部デッキに繋がる為、

奥行の広がりが実際より効果的に広がります。

のちのお話にて、お施主様のご両親が来られた際、外部デッキに横たわって「気持ち良い」とおっしゃっていたそうです。

ちなみに外部デッキは上部が2階テラスとなっていて、半外空間となっています。

奥様拘りのL型キッチンも緑を眺めながらの作業となり、気持ちが高ぶります。

キッチンの正面をガラスで繋げたいというお施主様のご要望を叶えました。

要望は、画像で頂いた物を図面化しました。

天井いっぱいにサッシを持っていく為に、キッチン分は少し天井が低くなっています。

2階からの眺望は、晴れていると神戸港が一望です。

深い軒を設計した事により、緑と景色が額縁の様です。

撮影は新緑時の物ですが、紅葉時も楽しみです。

一年を通じて四季を感じる住宅です。

内部には随所にお施主様の拘りが詰まっています。

施主様支給のステンドグラスを使用した洗面コ-ナ-です。

画像は1階の洗面コ-ナ-となっていて、2階には正規の洗面室があります。

お施主の趣味(音楽室)です。防音工事をしております。

都心の駅が近い立地も良いですが、少し離れて自然豊かな環境の立地も心地よい空間を建築できます。

各々お客様のご要望により、夢をかなえる仕事が我々の仕事です。

ちなみにこの住宅も高断熱高気密となっていて、冬とてもあたたかく過ごせる仕様となっています。勿論床下エアコンです。

昨年の夏、お施主様は2日しかク-ラ-を使用なさらなかったそうです。

パッシブな設計を取り入れる事により、窓を開けても快適な家造りができました。

 

床下エアコン、伊丹市いなほ工務店モデルハウス

こんにちは!

阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。

今回は、阪神間の伊丹市「重層の甍」いなほ工務店、注文住宅木の家モデルハウスの床下エアコンについてのブログです。

いなほ工務店では、「床下エアコン」を2階建てにおいてはかなりの確率にて施工しています。

様々な理由があるのですが、最初に来るのが地域性です。関西ではここ何十年にて足元を温める文化が多く起きました。

理由は、大阪ガス様の床暖房です。大阪ガス様はガス床暖房普及にかなり前より取り組まれ、結果としてその心地よさが広がったという現象です。

元々足元を温める手法は、寒い国のお隣韓国等にて「オンドル」と言われる工法が昔から行われておりました。

日本においても昔は皆「こたつ」に足を入れてちゃんちゃんこを着る生活が当たり前でした。

健康を考えた際にも足元を温めるという行為は、とても良いそうです。足湯もそれにあたりますね。

当社では、床材に無垢のフローリングをほぼ全棟採用しております。

この無垢のフローリングは、床暖房と少し相性が悪いとされています。実際は何棟か施工しましたが特に問題は起きていません。

とかし、一般的に悪いとされている手法となります。そこで登場したのが床下エアコンとなります。

床下エアコンには、いくつかのメリットがあります。

1. 高断熱高気密の場合、30坪程度の家の場合6帖用若しくは8帖用の安価なエアコン1台にて全館空調が可能(冬のみ)

2.   基礎コンクリ-トを蓄熱帯として蓄熱し、放射により家全体を温める。

3. 床暖房に比べてランニングコストが安い(ヒートポンプ)の為

以上が最大のメリットとなります。

当然に、白蟻対策等工事的な技術が必要となります。細かい内容はいつでも問い合わせ下さい。

そんな中、「重層の甍」モデルハウスでは、予想以上の効果が生まれているのでご紹介します。

「重層の甍」モデルハウスは1階廊下から洗面、トイレ、脱衣に至る全ての床材に「タイル」を使用しております。

皆様「タイル」と言えば何を想像されるでしょぅか。

現在は2月、12月~1月、2月と、とても寒い時期にご案内したお客様は、口を揃えて「寒そう」とおっしゃいました。

こんな感じです。寒そうでしょ!!

お客様には靴下のまま見学頂いております。

一歩踏み出した瞬間に皆様驚愕です。

「あたたかい」「なんで?」

答えは

床下エアコンです。

「タイル」は実はフローリング等に比べて蓄熱効果が高い素材なんです。驚きでしょ!!

床下エアコンから基礎に蓄熱された暖気は、タイルにも蓄熱されるのです。

冬あたたかく、お掃除が楽で、夏はひんやり涼しい床材となりました。

今までキッチンや洗面、トイレ等「タイル」を使用したいが寒いのはとお考え方々にはとてもぴったり床下エアコンです。

実は当社もこの事に、モデルハウスが完成する迄気づいておりませんでした。

今後の設計に幅が出そうです。

 

 

いなほ工務店注文住宅木の家モデルハウス完成

こんにちは!

阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。

いなほ工務店は、お客様の拘りを第一に考え高断熱高気密の注文住宅を建てています。

ブログはコロナ禍の影響によりすっかりごぶさたしておりますが、少しづつ再開したいと思います。

様々なご報告を本来アップすべきですが、既に「重層の甍」注文住宅木の家モデルハウスは、阪神間、伊丹市に完成しております。

お客様も一回一組限定にてご案内しております。

プログは再開致しますが、外構工事に関しては未だ未完成となっています。

外構はランドスケ-プデザイナ-の「田瀬道夫」様にて既に図面を頂いており、完成が待ち遠しい状態です。

見学のご予約はこちらから

https://inaho-re.com/modelhouse/

完成した建物の画像を一部ご覧ください。

外壁には「淡路瓦」を一部使用しています。全国にてこの淡路瓦を外壁に使用するのは初となる様です。

瓦は耐久性が高く、100年持つ素材は瓦位だと言われています。又、最終土にかえるエコな物です。

瓦は重量がありますが、それを支えるしっかりした施工と下地を行いました。

この淡路瓦は、淡路島の株式会社タツミ様の商品となります。

http://www.tatsumi-oni.co.jp/

 

今回のモデルハウスは2階リビングとなっていて、上の画像は1階の主室となっています。

床材は当社自慢の吉野杉の無節無垢フロア-となっています。2つのベットの向かいにはコロナ禍に嬉しいデスクのスペ-スを配置しています。

サッシは、木製の高断熱サッシが入っています。

見学されたお客様のご反応としては、「ホテルみたい」というご意見が一番多くなっています。

今回の浴室はハーフユニットバスです。上部には青森ヒバが貼られています。

見学に見えられたお客様もこの青森ヒバの匂いをとても心地よく感じておられます。

今回の設計の村松先生もご自宅が青森ヒバのハーフユニットを採用それていて、何十年たっていてもカビに強いそうです。

画像の茶色いタイルは兵庫県篠山市の「立杭焼き」です。

実はこの板は、立杭焼きの登り窯の焼き物を焼く際の下にひいている台を頂いた物です。

床の黒いタイルは実は瓦です。床の瓦は野水瓦産業様の商品です。

https://www.stream-nomizu.jp/index.html

立杭焼きの頂いた窯元様は、丹 窓 窯様です。ありがとうございました。

玄関と廊下の間の建具の画像です。和紙入りのガラスにて制作しました。

玄関から入る最初の建具はいつも少し良い物を提案しております。

リビングタイニングの画像です。

リビングダイニングの床材は、岡山の松を使用しました。

松は杉と比べて少し硬い木材です。近年数が減っており、良質な物は少し入手に時間がかかります。

画像で見ると解りにくくなっていますが、とても広々した空間となっています。

ロフトも完備していて、ロフトはお子様のベットとなる設定です。

程よい高さに設定している感触を是非ご覧ください。

ロフトの落下防止策にはステンドガラスを埋め込んでいます。

ロフト下の子供部屋の様子です。クローゼットの収納もしっかり完備していて、デスクのスペ-スもございます。

見学されてお子様たちは大はしゃぎです。

和室の画像です。

今回の和室は色々な仕掛けがございます。是非現地にて見学下さい。

青い壁は、京都の唐紙を張っております。

低い窓は、猫が外を見やすい様工夫しています。モデルハウスにて猫はいませんが!!

今回ご紹介した内容は、「重層の甍」木の家モデルハウスのほんの一部です。見どころが多数ございますので、お気軽にご見学下さい。

デザインや間取りだけではなく、この木の家は性能に拘りを持ったQ1住宅です。

次回、正に今、寒い時期の世化したエアコンの効能等ご紹介致します。

 

 

モデルハウス工事状況

こんにちは。

阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。

お客様の拘りを第一に考え高断熱、高気密の木の家を建てています。

コロナ禍において自社モデルハウス工事を後回しにしてお客様の工事を優先しています。

その影響からこのブログも飛び飛びになってしまっています。

そんな中進んだ状況を一機にご紹介します。

下の画像は1階の主室の画像です。主室は当社得意の吉野杉の節無しを施工しています。

階段も完成しました。階段はホワイトウッドとという木材です。

ちなみに手摺は鉄です。

2階の薪スト-ブエリアに張った竜山石です。

竜山石は以前このブログにてご紹介した物です。

壁にタイルを埋め込んでいます。

1階廊下、洗面も今回はタイルとなっています。

薪スト-ブの煙突と薪スト-ブ本体設置です。

今後の工程は建具やこまごました収まりが中心です。

中々完成しません。早くお披露目できる様頑張ります。

付加断熱工事

こんにちは!!

阪神間で建てる木の家、いなほ工務店です。

今回は、付加断熱工事についてです。

伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの断熱は前回ブログの通りロックウ-ルの吹込でしたが、

今回はその内側に更に高性能グラスウールを付加して断熱します。

ピンク色の断熱材が高性能グラスウ-ルです。

こちらも隙間なく施工します。

施工後はやはり、防湿シ-トも施工して内部結露対策を行います。

関西地方にて、ここまで断熱が必要かどうか別として、今回は当社が加盟する新住協

のQ1住宅という事で、付加断熱を行っています。

 

 

屋根と外壁の瓦

こんにちは!!

今回は、令和2年3月の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス屋根工事についてのお話です。

今回の工事の3月は途中からコロナウイルスの緊急事態宣言が出され、我々も迷走状態の時期でした。

社員も全員車通勤、テレワ-ク活用による出社制限等初の経験となる事態のさなかの工事でした。

工事自体も続行すべきかどうかの状態で、ゴ-ルデンウイ-クから中止となりました。

そんな状態の直前の屋根工事と、もうひとつ後日付加断熱工事についてお話します。

まず、今回の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス屋根は瓦となりました。

「瓦」は地元淡路島の淡路瓦です。瓦の形状は、「鎬ザン」と言われる昔よく使用されていて、近年見る事が少なくなった形状

の復刻版です。色は淡路のいぶし銀です。

提供頂いた会社様は淡路島の谷池瓦産業様です。

http://shinogizan.com/

施工途中の画像です。

屋根材で現在100年の耐久性を保つことのできる素材は、実は瓦だけなんです。

瓦は瓦の下に空気の層があり、屋根材の中で一番暑さに強い材料でもあります。

デメリットは価格と重さです。

重さは現在構造でカバ-可能です。

そして今回、全国おそらく初の試みを行います。

外壁面にも一部淡路瓦を使用します。

下の画像が一部外壁面に使用する淡路瓦の平板です。

この瓦をまちまちに張り付けます!!

勿論しっかり固定しています。

これは完成がとても楽しみになります!!

気密テストと断熱工事(2月)

こんにちは!

今回は、令和2年2月の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス

の断熱工事と気密テストについてお話しします。

断熱工事はとても大事な部分の工事で、今回主となる断熱材は「吹込ロックウ-ル」と言われる断熱材です。

今回のモデルハウスは、飛行場の騒音対策からこの素材を選びました。

効果の程は是非完成時に体験してください。

ちなみに断熱性能は高性能グラスウ-ル16Kと同性能です。

吹き込み方法なので、セルロ-スファイバ-と同じ方法で施工します。隙間なく施工できます。

今回はこの吹込ロックウ-ルの状態にて気密テストを行い、合格点に達成後、更に

高性能グラスウ-ルを付加して断熱致します。

屋根面は通気が必要な為、下の画像の白い物(日本住環境ルーフスぺ-サ-)を施工しそこに、吹込を行います。

屋根にて断熱を行う場合、断熱材の屋根側に必ず通気層が必要です。

この通気層がないと、後々屋根野地が大変な状態となります。

今回の気密は、新住協でもおなじみのボ-ド気密工法と言われる工法にて施工しています。

気密層を外壁面にて施工する方法ですが、内側もしっかり気密しています。

さて、気密テストの結果はいかに!!

気密テストを依頼した先は、日本住環境様です。毎回この瞬間はドキドキです。

気密の値はC値と言われる値で計算されます。

高気密の基準は通常C値=1以下がひとつの目安となっいてます。

C値=1とは、合計はがき一枚分の隙間を意味します。

やりました!! 今回はとても良い数値が出ました。C値=0.2となりました。

一回で合格です。

C値は1を切ると、サッシの形状や屋根面の断熱手法等制限が増えますが、今回は実に良い数字です。

令和2年1月、町の工務店ネット、香川見学

こんにちは!!

ブログが少し時間が空きました。コロナウイルスの影響で色々と普段考えない事を考え時間がかなりかかりました。

現在は4月30日です。当社も現在本社の玄関を閉め、接客等も自粛中です。

このゴールデンウイ-クも自粛です。せっかくの時間に3本程ブログを更新致します。

早い終息と医療関係者等への感謝を致します。

さて 今回は1月に香川県にて行われた「町の工務店ネット」の勉強会についてご報告致します。

香川といえば「うどん」ここからスタ-トです。さすが本場のうどんは美味しい!!

初日は見学会です。

最初に香川県の株式会社和住宅様の建物です。

和住宅の壷谷社長は、当社モデルハウス設計者の村松篤先生の設計塾にて勉強をご一緒している方です。

建物は平屋となっていて、杉板の外壁となっていました。

画像では理解できないと思いますが、壺谷様らしい間取りとなっていました。

この山は、飯野山【讃岐富士】です。

次に訪れたのは、株式会社菅組さんのモデルハウスです。

こちらのモデルハウスは「堀部安嗣」先生設計です。

今回のモデルハウスは、今まで見た堀部先生の建物の中でも特に凄みが増していました。

高気密高断熱に取り組まれ、薪スト-ブを配置し、仕上げについてもとてもきめ細やかな仕掛けが満載です。

浴室は、ハ-フユニットで桧貼り。

この建物は後日民伯として活用されるそうなので、コロナウィルス終息後は是非宿泊してみたい建物です。

モデルを拝見した後は、菅組様の倉庫を訪れました。

おおきな倉庫に、古材が所せましと並んでいます。

この倉庫はモデルハウスの道路向かえにあり、見学可能です。

この日の最後は株式会社金丸工務店様の事務所見学です。

事務所には、カフェと雑貨屋も経営されています。

この手法は工務店の憧れです!!

次の日は町の工務店ネットの勉強会です。

実は今回、私も登壇しました。

今回も様々な勉強ができ、とても有意義な出張でした。

 

桜の木の家

こんにちは!!

今回は、伊丹市にて先日完成した「桜の木の家」のご紹介です。

何故「桜の木の家」という名前かと申しますと、家を新築する以前からこの土地に桜の木が生えておりまして、

地域住民の方々も春にこの桜の木を見る事を楽しみにされていました。その桜の木を伐採せずに、そのまま生かして家を建築した為に、「桜の木の家」

という名前となりました。設計に関してもこの桜の木をどう見るかを一番に考え設計致しました。

下の画像の左の木がもともとあった 桜の木です。

室内から見るとこんな感じです。

ソファ-に腰かけるととてもすがすがしい感じです。

 

今回のサッシは、リクシルのLWという特殊な引き込みサッシを採用していて、見事に

ピクチャ-ウィンド-となっています。

このサッシの外側の格子が実は動くのですが、閉めると下の画像の様プライバシ-が保たれます。

本来格子はアルミですが、今回は杉の格子を施工致しました。

防犯面にも役立ちそうです。

様々な角度からのLDKの様子です。

今回の床材は、「アカシア」の無垢板を施工しています。

階段はストリップ階段となっていて、手摺は鉄制です。

暖房は床下エアコンを採用していて、高気密高断熱な為、大きな吹き抜けがあります。

とても明るく、周囲が気にならない設計となっています。

最近大きな和室を設けた家が少なくなっていますが、6帖の和室がついています。

2階の吹き抜け部分の様子です。

2階の廊下部分は天井高2100と低めに設定する事により、落ち着きのある良い空間が演出されています。

ドアの上部も丁度天井位置に来ていてスッキリしています。

主室から見た様子です。

正面の空いている部分には今から障子が入ります。

下の本棚の高さにも工夫があり、通常より低く作っています。幅を少し広くすることにより、落下防止対策をしています。

低く作る事により、見え方がとても素晴らしくなっています。

その他、取ってを工夫したり、昼の画像で解りにくいですが、星空が見れるサッシ等工夫が沢山です。

今回のさくらの木の家はしばらく見学が可能です。

ご希望の方はお気軽に問い合わせ下さい。

「重層の甍」上棟

こんにちは!!

伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスがいよいよ上棟致しました。

計画が始まってから、1年以上が経ちましたがようやく上棟を迎える事ができました。

今回の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスは内容が濃く、上棟後も建築にかなりの日数を

かけて建築していきます。乞うご期待!!

さて 上棟の最初は土台敷ですが、その前に基礎内にある程度各種の配管を先行処理します。

下の画像は汚水配管と水道配管です。水道はヘッダ-と言われるシステムにて取り換えが容易

にできる仕組みとなっています。

下処理を終わらせるといよいよ土台敷です。

土台敷の前に、基礎の立ち上げ部と木材の間にスぺ-サ-なる物を敷き詰めます。

基礎パッキンと言った方が世間では良く知られているかもしれません。

ただ、一般の基礎パッキンは通気が可能な様な構造となってますが、当社は基礎断熱工法

(本ブログ基礎編参照)の為密閉する必要があります。その為、より気密性が確保可能な様日本

住環境さんの製品を採用しています。

下の画像の黒い線が2本写っている物がそれです。

土台とは基礎の立ち上げ部に敷く木材で、桧を採用しています。桧は白アリに強い性質を持っ

ています。ちなみに、いなほ工務店では全ての建築する家の土台を桧としています。

この状態で、土台検査なる検査を行います。

防蟻処理の様子です。

土台や柱、工法により法的に今回のモデルハウスは防蟻処理の必要はありませんが、念のため

行います。但し、通常の薬剤は使用致しません。当社は床下(基礎内)も居住空間の一部として

建築する事が多く(一部例外有)、床下エアコン等の採用率も高く、床下に人体に影響が考えら

れる薬品を散布することは致しません。ホウ酸系という人体に影響が出ない物を使用し、

防蟻処理を行います。

上棟には天敵があります。それは雨です。雨が降ると足が滑りやすく大工さんの怪我にも繋が

ります。そこで、個人的に何年かぶりに見る「てるてる坊主」を現場監督がお手製にて作成し

て現場に置きました。効果があったような気がしております。

次にいよいよ上棟です。

廻りに足場を施工してから上棟を開始します。足場の時期については地方によって時期が異な

るそうです。無事レッカ-車も到着です。道路が狭くレ-カ-車が入れるかどうか不安でした

がなんとか!!

1階の骨組から順番に2階を施工していきます。

上棟は大体4人~6人位の大工さんと監督にて行います。

今回のバルコニ-は設計上鉄骨の骨組となっています。

鉄は錆やすい為、ドブ付けと言われる溶融亜鉛メッキ仕上げの物を使用します。

シルバ-色の物がそうで、一番錆に強い施工方法だと言われています。

上棟の様子は画像にてご確認下さい。

今回の目玉として、木材を「天竜材」として建築することがあげられます。

まじかで見ているととても風合いが感じられます。

 

最終屋根の下地を仮置きすれば雨も心配なく終わります。

ちなみに下の右の画像は五幣と言われる物で、ここに神社で頂いたお札を張り、飾ります。

小さくて少し見難いですが、木材の真ん中の白い丸がいくつかおるのがお分かりでしょうか?

これは木材を止める金物の内、外部に接する部分に断熱処理をして、熱橋を防いでいる様子で

す。

下の画像は外気に接する床部分に、先行にて断熱材を施工した画像です。

今回の断熱材はロックウ-ルの吹き込みですが、この外気に接する床部分はボ-ド系断熱材と

なります。

最後に2階上部にある窓の設置予定場所からの画像です。

すぐ横が伊丹空港という立地の為、飛行機が見えます。騒音は嫌ですが、見る分には良い感じ

です。今回防音にも配慮された設計となっている為、完成時の音の状態にも注目です。

 

 

 

 

 

 

 

銘木選びと村篤設計塾。

こんにちは!!

今回は、伊丹市に建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの玄関の式台や、一部棚等

に使用する木材の選定を行ったお話と、「重層の甍」の設計を行った「村松篤」先生の2019年

の設計塾、第3回目のお話です。

モデルハウスに使用する材木の内、テーブルや棚、式台、手摺等、構造材以外にも沢山の材木

を使用します。ほとんどの材料は関西(兵庫、大阪、京都、奈良)にて調達できるのですが、

寸法や色味等、その時期にて関西にて手配ができない場合があります。今回は、その一部を

村松先生のご紹介という事もあり、岡山県の中塚銘木店という創業200年の老舗銘木店にて

仕入れを行う事となり、村松先生と岡山迄行ってまいりました。https://e-meiboku.co.jp/

創業200年らしい面持ちの会社様です。わくわくします。

下の画像に写っている方は中塚社長様です。

岡山も戦時中空襲に見舞われたそうですが、一部の蔵は焼けずに残ったそうです。

蔵には物凄い数の銘木が所せましと並んでいて、建築関係者としてはパラダイスです。

神代杉等普段お目にかかる事のない材料も沢山在庫されていました。

木材の状態、節の位置、有無、色具合等を丁寧に説明頂き、用意頂いていた材木を確認してい

ます。この作業はとても楽しいひとときです。製材前の材料の為、見た目に美しさは解りませ

が、お互い製材後の状態を頭に浮かべて選びます。銘木は、木によって表情や色合いが変わり

、ここは経験が生かされます。

下の画像は玄関に使用する栗の木の板です。

通常は、栗の一枚ものを式台として使用する事は少し贅沢ではありますが、モデルハウスの顔

となる部分でもありますので栗の木を採用しました。お施主様のご希望がありば、この様に部

分的に(全てでも大丈夫ですが)良い木材を使用すると、家に対する愛着が増す事になります。

費用の関係上最高級品とはいきませんでしたが、小さな節がある比較的状態の良い式台を選定

しました。節の部分はひょうたんの形の埋木を致します。完成後が楽しみです。

ちなみに現在式台等に無垢の一枚物を使用することはあまりありません。

一枚物は反りや価格面に少し難があります。

費用面で、幅はぎと言われる何枚かを繋げる材や、突板を使用するケ-スが多いのです。

この「栗」という木は数ある材木の中でも硬い広葉樹の木で、電車の線路の枕木として使用

されるほどの強度を持っています。式台にはうってつけの材料です。

銘木店の表に回ると「銘木バ-」なるレンタルスペ-スを展開されていました。

銘木は昔とは違いあまり使われなくなってきています。新建材と言われる工場製品が現代

の建築にて増えている事が原因ですが、我々は少しづつでも使い続けようと思います。

素敵な面持ちです。木の香りは人々の癒しを補います!!

木材の選定後、折角岡山に来たついでとばかりに建築物の探索です。

中塚社長様は快く私たちのお付き合いいただき案内して頂けました。

最初に「前川國男」設計の岡山美術館です。

現在「岡山芸術交流2019」というイベントが岡山にて行われていて、芸術で溢れています。

岡山美術館にもオブジェが置かれていました。

 

壁にレンガの小口を見せて埋め込んでいる珍しい建築です。

レンガの小口も不ぞろいとなっていて、なんとも言い難い良さが演出されています。

色々考えてチャレンジされているのだと感心させられます。

次に、同じく「前川國男」設計の天神山文化プラザです。

玄関正面にコンクリ-トの彫刻がある珍しい建築物です。どの様に彫刻されたのか不思議な感

じです。コルビュジェの影響からか不明ですが、芸術と建物の合体も普段全く考えて建築して

いませんが、何処でやってみたいと思います!!考えてみると昔の家には「欄間」「書院」等

普通に一戸建ての中に芸術があり、庭にも「灯篭」等芸術が普通にありましたが、現代の家は

建築とは別次元の芸術が存在しない気がします。現代にあった芸術を探してみたいと感じまし

た。

玄関の感じは前川作品そのものの感じで、前川先生のパネルが飾られていました。

当然前川先生はお会いした事が無く、イメ-ジが沸きました。

いなほ工務店モデルハウス設計の村松先生も「前川國男」がとてもお好きで、前川建築の聖地

と呼ばれる青森県の弘前市に先日行かれたそうです。弘前市にはなんと前川国男建築が8つも

あるそうで、私も一度訪れてご紹介したいと考えています。

下の左の画像の穴はなんと空調用の穴となっています。大変そうな仕事です。昔の人は凄い!!

右2枚の画像は天井に注目下さい。星空を証明にて演出されています。少し黒い色の天井は星空

を現しています。この天井の星空は個人的にとても気に入りました。こんな設計を何処かで行

ってみたいと思います。単に模様ではなく、照明を使う所が憎い!!

住宅用でほし柄のクロスは販売されていますが、実際照明を使っての演出は夢があります。

係の方にお願いをして特別に屋上にも上がりました。係の方も前川先生のファンの方で、色々説明

を頂けました。村松先生とはなんとも言えない盛り上がり方です。ありがとうございました。

左の三角の白い物体は天窓となっていて、ホ-ルに明かりを届けます。

真上からではなく横からの光を天窓として利用するこの手法は、我々の建築する一戸建てにも採用

できないか検討してみたいと思いました。これなら雨にも強そうです。

右は玄関にある彫刻を上から移した画像です。これだけの彫刻を掘るのに一体どの位工期がかか

ったのかと、良くない事が頭をよぎります。

最後に左から、建築当初からある照明器具と特徴的な木の手摺、天窓を下から見た画像となっています。

手摺があまりよく映せていませんが、なかなかのデザインです。かっこいい!!

光の加減が絶妙な加減となっていて、明る過ぎず暗すぎずで素晴らしい!!

この日既に充実した一日を送っておりますが、まだまだ続きます。岡山を出て今回の設計塾が行われる

博多(福岡)へと移動しました。この日の宿泊先も建築のお勉強となるホテルです。

設計は20世紀を代表する建築家の一人であるイタリア人建築家の「アルド.ロッシ」が日本で初めて設計

したホテル「イル.パラッツォ」です。http://www.ilpalazzo.jp/aldorossi.php 

流石にイタリア人建築家の設計した建物の説明は無理な為、画像を沢山並べます。

中も外もイタリア!! 内部は改装が何度か行われているそうですが、外部は当時のままです。

色使いは「イタリア」を感じさせます。イタリアには行った事ありませんが、イタリアを感じます。

が、しかし、今夜はこれだけでは終わりません。

博多と言えばラーメン、水炊き、明太子、もつ鍋等美味しい物の宝庫ですが、今夜はなんと

「孤独のグルメ」に出た事のあるお店です。「博多一富」さんというお魚がとても美味しいお

店に行きました。勿論予約して!! 予約無だと中々は入れない人気のお店です。

場所は博多の歓楽街の中州の中にあり、細い路地の奥にあります。場所は非常に解りにくい所

ですが、この解りにくさがまた良い所です。

事前に色々リサ-チを重ねて懇親のメニュ-選びです。最初に付き出しにて貝のお料理でした

が、絶品です。鯖ゴマ、鯵納豆を注文しました。鯖ゴマも絶品ですが、鯵納豆は最高でした。

納豆は、ヒキワリの物で臭みは全くございません。これは関西でも出す店がないか帰って

リサ-チしたいと思いました。ちなみに鯖ゴマも後日別の店で食べましたがこの店の鯖ゴマは

別物だと感じました。全てのメニュ-が凝ってます。

九州ですので勿論焼酎を忘れずに注文!! 焼きぎんなん、おきゅうと(海藻だそうです)と至福の時

は続きます。お酒を飲めない(ゲコ)先生を後目に、つい飲みすぎた気がしています。食が美味し

いとお酒が進みます。先生すいません!!

そしてトドメに若鳥のスープ炊きと言う鍋料理と雑炊です。鍋もさることながらこの雑炊は凄

い!!水分が少なめになる迄煮込まれた少しドロッとした食感で、濃厚だしがあっさりした最高

の一品でした。帰る時の時間は10時を回っていました。美味しい時間は経つのも早い。帰り

にお店の方に「いってらっしゃいませ」と送り出されました。流石中州です。でも我々は粛々

と帰ります。そしてホテルのバ-でもう一杯!!

とても充実した一日となった訳ですが、お話にはまだ続きがごいます。この日宿泊したホテル

「イル.パラッツォ」の朝食は日本一に輝いた事のある九州食材バイキングがついていました。

が、しかし、疲れからか痛恨の写真の撮り忘れです。しかたないのでこんな感じです。

http://www.ilpalazzo.jp/breakfast.php

昨日に続き、沢山いただきました。美味しさのあまり!! 完全に食ツア-化しています。

盛りだくさんの一日でしたが翌日からは設計塾です。

この日のスタ-トも建築物の視察から始まりました。はじめに福岡銀行本店です。この建物は、

黒川紀章さんの作品で、大きな吹き抜け空間を設けたデザインが特徴的です。

実物はとても大きく圧巻です!! 現在この吹き抜け部分は様々なイベントや市民の憩いの場と

して解放されています。

続いて福岡市文学館(赤煉瓦文化館)です。こちらは辰野片岡建築事務所の作品で、明治末期に

建てられた煉瓦造りの洋館です。とても良い感じの洋館です。辰野さんと言えば東京駅のデザ

インが有名ですが、この建物は正にミニ東京駅です。天井が高い建築はやはり洋館が似合いま

す。逆に日本建築は天井が低い方が落ち着く気がします。

こちらの文学館の一回にてエンジニアカフェなる物を発見。普段縁のないお話ですが、

「生物の構造と生態」と言う特別講演会のお知らせを発見!!時間が無くとても残念でしたが是非

聞いてみたかった。構造と生態とお題目がとても気になって仕方ありません。建築に置換えて、

「建築の構造と生態」というお題でいつかディカッションできそうです。

この日昼食は、「博多うどん」ラーメンが有名ですが、実は博多の方もうどんは良く食べるそう

です。讃岐と比べ少し柔らかめの麺ですが、美味でした。

続いて「アクロス福岡」です。私は二度目になりました、秋のアクロス福岡はまた違った良さ

を感じます。いなほ工務店とも縁の深い「田瀬理夫」先生が手掛けた、ビルを覆う緑の山です。

この屋上からの景色は最高なのですが、「山」だけに、階段以外の道のりはありません。

これも田瀬先生の拘りです!!

このアクロス福岡は当初在来種のみをビルの片側に植樹し、アクロス山を作りました。その後

鳥たち等が福岡の在来種の種を運んできて、現在は物凄い品種の植物が育っているそうです。

ビルですが、山です!! いなほ工務店ではこの手法を一戸建てに落とし込んだ田瀬流外構工事を

得意としています。里山住宅博の外構、里山整備も田瀬先生のお仕事でした。

まだまだ続きます。大濠公園能楽堂にまいりました。

舞台はやはり「桧舞台」です。無地の桧のみにて作られています。柱はそうとうな太さで、四

方雅の背割り無の桧が使用されています。現在では中々揃わない材料です。

実際の「能」は見たことがないのですが、機会があれば見てみたくなりました。

設計は、大江宏建築事務所です。ちょっと解りにくいですが、樋が大型建築ならではの作りと

なっています。

下の画像は能舞台横の「特別室」です。特別に中に入らせて頂きました。外からは中が見えなくなって

います。どんな方が利用されるのか? そこは聞けませんでした。

関西にてお手軽に能舞台を見学する方法があります。それは兵庫県三田市にある

「三田屋本店やすらぎの郷」です。三田牛のステ-キハウスですが、なんと能舞台があるのです。

三田牛のステ-キハウスとあってとても良いお値段なのですが、お昼のランチタイムは少しお手頃で、

お勧めです。私も実家が現在三田市にある為何度か訪れました。夜は行った事が無く能は見ていませんが。

大濠公園を端から端へと歩くと、岡山で見た建物と同じ設計者の「前川國男」作品の美術館があります。

入口にはご存知草間彌生作品が!!

最近あちこちに作品がありかなり見慣れているのですが、あると思わず写真におさめてしまいます。

「インスタ映え」する所がやはり一流なのでしよう!! 最初に見たのは瀬戸内海の直島でした。

ここの美術館の特徴は外壁面です。コンクリ-ト作りなのですが、コンクリ-トを抑える型枠

に「タイル」を使用しています。珍しい形で建築で、難しい建築です!!

タイルは2種類使われていて、いわいる二丁掛とひし形のタイル型枠が使われています。

このあたりから歩きすぎの状態となりかなり疲れてきました。しかし流石は村松篤設計塾です。

まだまだ歩きます。「御菓子處 五島」と言う和菓子屋さんにまいりました。

柿沼守利さん設計の建物で、モダンな感じの建物でした。歩き疲れた所に和菓子屋さん!!

あまい物を食べない手はありません。とても美味です。このお饅頭とは別に「モナカ」が有名

なお店の為、いなほ工務店お土産にモナカを購入し、購入している最中に建物の中をじっくり

観察させて頂きました。ありがとうございます。

ブログにするのも大変な位の盛りだくさんの一日となりました。この日の夜は懇親会にて博多の

水炊きを頂きましたが、疲れて画像の撮り忘れです!! さてさて翌日は設計課題の現場を見る所か

ら始まりました。造成中の現場で、今回ホストの九州八重洲さん所有の土地です。

電車の線路が近く、上空には飛行機が飛ぶかなり難易度の高い設計課題の敷地でした。

当社の周辺はやはり伊丹空港の飛行機が普通に上空を飛んでいて、電車も多いため、比較的慣れ

た課題の為、私としてはやり易かった課題となりました。

九州八重洲さんのホ-ムぺ-ジは、http://www.kyushu-yaesu.co.jp/

現場視察後、九州八重洲様のモデルハウスをひとつ見学ました。

博多は現在土地の価格がかなり高いそうで、この建物の土地も20坪程ですが、土地、建物合わ

せて6000万円もするそうです。我々阪神間でも中々無い高級な所です。

福岡は九州中から様々な物かーや人が集まってきていて、海外からの観光客の方も多い事が土

地価格の高騰に繋がっているみたいです。関西より高いイメ-ジです。

博多では、ホテル風の内装が現在うけているそうで、都会的な暮らしをイメージされていまし

た。ちなみに、いなほ工務店は「木の家」を意識した家づくりの為、大変勉強となりました。

     

締めくくりは設計講義です。あまりの盛りだくさんの状態にて最後に設計講義で、精神破壊

です。しかしながら今回も新たな発見が多数あり、今後の設計に生かせそうです。

昨晩お酒を飲みながら、村松先生に「もっと面白い設計をしなさい」と言われ、思わず先生

に対して、「最近先生の設計も大人しい」と言ってしまい、その事を講義にて話されていました。

良く考えると先生はお酒が飲めない為「素面」だったのです。いやいや「失言」でした。

次回は伊丹市に建築中のいなほ工務店モデルハウスの「重層の甍」上棟編をお届け予定です。

11月20日に上棟をとり行い、無事に上棟できました。少し進んだ状態にてのご紹介となります。

忘れていましたが、この日の昼食はやはり「博多ラ-メン」食べました。

博多ラ-メンは、紅ショウガと辛い高菜が良く合います。替え玉迄してしまいました。

設計塾なので、本来建築の話が本題ですが、食べログ状態になってしまいました。

いなほ工務店ではこの「村松篤設計塾」に通い始めて4年目となります。今まで社員6名が

参加を経験し、来年は更に別の社員も経験予定です。普段設計行わない社員(現場監督、営業)

等も参加していて、とても良い勉強と経験を得ています。伊丹市に建築中の、いなほ工務店

「重層の甍」モデルハウス完成時には社員一同建物の魅力をお話できる状態になりそうです。

では。