モデルハウス日記

洗面台色々!!

こんにちは!!

今回は建築にあたり、新築でもリフォ-ムでも当てはまる「洗面」についてのお話です。

「洗面台」は部位としてはとても小さな部分ですが、洗面台がいい感じに仕上がれば、家自体が良い家に感じられる効果があると長年家を見続けてきて感じています。

勿論シンプルで機能的な物が第一という考え方も有だと思います。

一番シンプルなものは下の画像の様な物です。ちなみにメ-カ-の商品で、三面鏡の裏が収納となっていて機能面はとても充実しています。

同じメ-カ-品でも少しサイズが大きい物や収納がついた物の画像です。

いなほ工務店では洗面室には必ずタオル等の収納が必要だと考えています。従って設計段階にて必ず洗面室に物入を作るのですが、洗面一体の収納を希望される方もいらっしゃいます。

昔は洗面室は小さめの方が大多数でしたが近年はこの洗面室が少しづつ大きい空間を希望される方が増えています。これは空気の汚れで洗濯物を室内干しされる方が増えてきているのも一つの

理由かもしれません。

又、直近では洗面室と脱衣室を分離して建築を行う方も増えつつあります。ご家族に子供様がいらっしゃったりすると、お風呂に誰かが入っていても気兼ねなく洗面は利用できるというのが理

由ですが、本来分離して設計するのが正しい気がします。いつしか土地の価格が高騰し、建物面積を小さくする為に脱衣所の概念が失われたのだと思いますが、他よりこの部分を尊重するお客

が増えつつあります。

次にメ-カ-の既製品の洗面台を少しアレンジした洗面台です。

既製品に少し手を加えタイル等をあしらう事により、違った空間に見えてきます。あまりお金をかけずに自分好みの洗面台が演出可能です。

次に造作による洗面台です。

いなほ工務店は「木の家」を多く建築している為、無垢材の感じを出した造作洗面台も得意分野のひとつです。

費用的には少し高くなりますが、とても良い空間を演出できます。なによりお客様が洗面に愛着が生まれます。お気に入りのタイルを使用したり収納量を増やしたり鏡の形に拘ったりしてとて

も楽しみが膨らみます。

伊丹市にて建築予定の「重層の甍」(いなほ工務店のモデルハウス)においても設計の村松篤先生のオリジナルの洗面台になります。今から楽しみです。

同じ造作洗面台でも少し特徴的な物をご紹介します。

最初はTOYOキッチンさんが取り扱っているイタリアのタイルをふんだんに使用した洗面台です。このタイルは見る角度で光の反射が変化して見え方が変化する女性人気NO1のタイルです。

次は実験用シンクを代用して造作した洗面台が2つです。なんといっても大きなシンクはとても使いやすく、見た目もシャ-プに仕上がります。このシンクは以外と高くありません。

最後に洗面室以外の少し変わった洗面台をご紹介いたします。

最初の画像は少し解りにくいですが、右端の緑のボ-ルが洗面です。洗面といっても絵具を洗ったりする用途にて設計されています。

2つめの画像は対面キッチンの裏側にお施主様の希望により取り付けた洗面です。

3つめは金魚の絵の洗面です。玄関に設置されていて、お子様が帰られてすぐ手を洗える様設計されています。

洗面台1つとっても選ぶ内容が多種多様です。家のひとつひとつの部材を選んで建築する事はお施主様は勿論の事、施工する「いなほ工務店」としてもとても楽しい部分です。

大事なのは「家は作る物」という考え方であり、「買う物」ではないという工務店独自の考え方だと思います。

後日キッチン編等アップ致します。