モデルハウス日記

モデルハウス工事状況

こんにちは。

コロナ禍において自社モデルハウス工事を後回しにしてお客様の工事を優先しています。

その影響からこのブログも飛び飛びになってしまっています。

そんな中進んだ状況を一機にご紹介します。

下の画像は1階の主室の画像です。主室は当社得意の吉野杉の節無しを施工しています。

階段も完成しました。階段はホワイトウッドとという木材です。

ちなみに手摺は鉄です。

2階の薪スト-ブエリアに張った竜山石です。

竜山石は以前このブログにてご紹介した物です。

壁にタイルを埋め込んでいます。

1階廊下、洗面も今回はタイルとなっています。

薪スト-ブの煙突と薪スト-ブ本体設置です。

今後の工程は建具やこまごました収まりが中心です。

中々完成しません。早くお披露目できる様頑張ります。

付加断熱工事

こんにちは!!

今回は、付加断熱工事についてです。

伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの断熱は前回ブログの通りロックウ-ルの吹込でしたが、

今回はその内側に更に高性能グラスウールを付加して断熱します。

ピンク色の断熱材が高性能グラスウ-ルです。

こちらも隙間なく施工します。

施工後はやはり、防湿シ-トも施工して内部結露対策を行います。

関西地方にて、ここまで断熱が必要かどうか別として、今回は当社が加盟する新住協

のQ1住宅という事で、付加断熱を行っています。

 

 

屋根と外壁の瓦

こんにちは!!

今回は、令和2年3月の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス屋根工事についてのお話です。

今回の工事の3月は途中からコロナウイルスの緊急事態宣言が出され、我々も迷走状態の時期でした。

社員も全員車通勤、テレワ-ク活用による出社制限等初の経験となる事態のさなかの工事でした。

工事自体も続行すべきかどうかの状態で、ゴ-ルデンウイ-クから中止となりました。

そんな状態の直前の屋根工事と、もうひとつ後日付加断熱工事についてお話します。

まず、今回の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス屋根は瓦となりました。

「瓦」は地元淡路島の淡路瓦です。瓦の形状は、「鎬ザン」と言われる昔よく使用されていて、近年見る事が少なくなった形状

の復刻版です。色は淡路のいぶし銀です。

提供頂いた会社様は淡路島の谷池瓦産業様です。

http://shinogizan.com/

施工途中の画像です。

屋根材で現在100年の耐久性を保つことのできる素材は、実は瓦だけなんです。

瓦は瓦の下に空気の層があり、屋根材の中で一番暑さに強い材料でもあります。

デメリットは価格と重さです。

重さは現在構造でカバ-可能です。

そして今回、全国おそらく初の試みを行います。

外壁面にも一部淡路瓦を使用します。

下の画像が一部外壁面に使用する淡路瓦の平板です。

この瓦をまちまちに張り付けます!!

勿論しっかり固定しています。

これは完成がとても楽しみになります!!

気密テストと断熱工事(2月)

こんにちは!

今回は、令和2年2月の伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス

の断熱工事と気密テストについてお話しします。

断熱工事はとても大事な部分の工事で、今回主となる断熱材は「吹込ロックウ-ル」と言われる断熱材です。

今回のモデルハウスは、飛行場の騒音対策からこの素材を選びました。

効果の程は是非完成時に体験してください。

ちなみに断熱性能は高性能グラスウ-ル16Kと同性能です。

吹き込み方法なので、セルロ-スファイバ-と同じ方法で施工します。隙間なく施工できます。

今回はこの吹込ロックウ-ルの状態にて気密テストを行い、合格点に達成後、更に

高性能グラスウ-ルを付加して断熱致します。

屋根面は通気が必要な為、下の画像の白い物(日本住環境ルーフスぺ-サ-)を施工しそこに、吹込を行います。

屋根にて断熱を行う場合、断熱材の屋根側に必ず通気層が必要です。

この通気層がないと、後々屋根野地が大変な状態となります。

今回の気密は、新住協でもおなじみのボ-ド気密工法と言われる工法にて施工しています。

気密層を外壁面にて施工する方法ですが、内側もしっかり気密しています。

さて、気密テストの結果はいかに!!

気密テストを依頼した先は、日本住環境様です。毎回この瞬間はドキドキです。

気密の値はC値と言われる値で計算されます。

高気密の基準は通常C値=1以下がひとつの目安となっいてます。

C値=1とは、合計はがき一枚分の隙間を意味します。

やりました!! 今回はとても良い数値が出ました。C値=0.2となりました。

一回で合格です。

C値は1を切ると、サッシの形状や屋根面の断熱手法等制限が増えますが、今回は実に良い数字です。

令和2年1月、町の工務店ネット、香川見学

こんにちは!!

ブログが少し時間が空きました。コロナウイルスの影響で色々と普段考えない事を考え時間がかなりかかりました。

現在は4月30日です。当社も現在本社の玄関を閉め、接客等も自粛中です。

このゴールデンウイ-クも自粛です。せっかくの時間に3本程ブログを更新致します。

早い終息と医療関係者等への感謝を致します。

さて 今回は1月に香川県にて行われた「町の工務店ネット」の勉強会についてご報告致します。

香川といえば「うどん」ここからスタ-トです。さすが本場のうどんは美味しい!!

初日は見学会です。

最初に香川県の株式会社和住宅様の建物です。

和住宅の壷谷社長は、当社モデルハウス設計者の村松篤先生の設計塾にて勉強をご一緒している方です。

建物は平屋となっていて、杉板の外壁となっていました。

画像では理解できないと思いますが、壺谷様らしい間取りとなっていました。

この山は、飯野山【讃岐富士】です。

次に訪れたのは、株式会社菅組さんのモデルハウスです。

こちらのモデルハウスは「堀部安嗣」先生設計です。

今回のモデルハウスは、今まで見た堀部先生の建物の中でも特に凄みが増していました。

高気密高断熱に取り組まれ、薪スト-ブを配置し、仕上げについてもとてもきめ細やかな仕掛けが満載です。

浴室は、ハ-フユニットで桧貼り。

この建物は後日民伯として活用されるそうなので、コロナウィルス終息後は是非宿泊してみたい建物です。

モデルを拝見した後は、菅組様の倉庫を訪れました。

おおきな倉庫に、古材が所せましと並んでいます。

この倉庫はモデルハウスの道路向かえにあり、見学可能です。

この日の最後は株式会社金丸工務店様の事務所見学です。

事務所には、カフェと雑貨屋も経営されています。

この手法は工務店の憧れです!!

次の日は町の工務店ネットの勉強会です。

実は今回、私も登壇しました。

今回も様々な勉強ができ、とても有意義な出張でした。

 

桜の木の家

こんにちは!!

今回は、伊丹市にて先日完成した「桜の木の家」のご紹介です。

何故「桜の木の家」という名前かと申しますと、家を新築する以前からこの土地に桜の木が生えておりまして、

地域住民の方々も春にこの桜の木を見る事を楽しみにされていました。その桜の木を伐採せずに、そのまま生かして家を建築した為に、「桜の木の家」

という名前となりました。設計に関してもこの桜の木をどう見るかを一番に考え設計致しました。

下の画像の左の木がもともとあった 桜の木です。

室内から見るとこんな感じです。

ソファ-に腰かけるととてもすがすがしい感じです。

 

今回のサッシは、リクシルのLWという特殊な引き込みサッシを採用していて、見事に

ピクチャ-ウィンド-となっています。

このサッシの外側の格子が実は動くのですが、閉めると下の画像の様プライバシ-が保たれます。

本来格子はアルミですが、今回は杉の格子を施工致しました。

防犯面にも役立ちそうです。

様々な角度からのLDKの様子です。

今回の床材は、「アカシア」の無垢板を施工しています。

階段はストリップ階段となっていて、手摺は鉄制です。

暖房は床下エアコンを採用していて、高気密高断熱な為、大きな吹き抜けがあります。

とても明るく、周囲が気にならない設計となっています。

最近大きな和室を設けた家が少なくなっていますが、6帖の和室がついています。

2階の吹き抜け部分の様子です。

2階の廊下部分は天井高2100と低めに設定する事により、落ち着きのある良い空間が演出されています。

ドアの上部も丁度天井位置に来ていてスッキリしています。

主室から見た様子です。

正面の空いている部分には今から障子が入ります。

下の本棚の高さにも工夫があり、通常より低く作っています。幅を少し広くすることにより、落下防止対策をしています。

低く作る事により、見え方がとても素晴らしくなっています。

その他、取ってを工夫したり、昼の画像で解りにくいですが、星空が見れるサッシ等工夫が沢山です。

今回のさくらの木の家はしばらく見学が可能です。

ご希望の方はお気軽に問い合わせ下さい。

「重層の甍」上棟

こんにちは!!

伊丹市にて建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスがいよいよ上棟致しました。

計画が始まってから、1年以上が経ちましたがようやく上棟を迎える事ができました。

今回の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスは内容が濃く、上棟後も建築にかなりの日数を

かけて建築していきます。乞うご期待!!

さて 上棟の最初は土台敷ですが、その前に基礎内にある程度各種の配管を先行処理します。

下の画像は汚水配管と水道配管です。水道はヘッダ-と言われるシステムにて取り換えが容易

にできる仕組みとなっています。

下処理を終わらせるといよいよ土台敷です。

土台敷の前に、基礎の立ち上げ部と木材の間にスぺ-サ-なる物を敷き詰めます。

基礎パッキンと言った方が世間では良く知られているかもしれません。

ただ、一般の基礎パッキンは通気が可能な様な構造となってますが、当社は基礎断熱工法

(本ブログ基礎編参照)の為密閉する必要があります。その為、より気密性が確保可能な様日本

住環境さんの製品を採用しています。

下の画像の黒い線が2本写っている物がそれです。

土台とは基礎の立ち上げ部に敷く木材で、桧を採用しています。桧は白アリに強い性質を持っ

ています。ちなみに、いなほ工務店では全ての建築する家の土台を桧としています。

この状態で、土台検査なる検査を行います。

防蟻処理の様子です。

土台や柱、工法により法的に今回のモデルハウスは防蟻処理の必要はありませんが、念のため

行います。但し、通常の薬剤は使用致しません。当社は床下(基礎内)も居住空間の一部として

建築する事が多く(一部例外有)、床下エアコン等の採用率も高く、床下に人体に影響が考えら

れる薬品を散布することは致しません。ホウ酸系という人体に影響が出ない物を使用し、

防蟻処理を行います。

上棟には天敵があります。それは雨です。雨が降ると足が滑りやすく大工さんの怪我にも繋が

ります。そこで、個人的に何年かぶりに見る「てるてる坊主」を現場監督がお手製にて作成し

て現場に置きました。効果があったような気がしております。

次にいよいよ上棟です。

廻りに足場を施工してから上棟を開始します。足場の時期については地方によって時期が異な

るそうです。無事レッカ-車も到着です。道路が狭くレ-カ-車が入れるかどうか不安でした

がなんとか!!

1階の骨組から順番に2階を施工していきます。

上棟は大体4人~6人位の大工さんと監督にて行います。

今回のバルコニ-は設計上鉄骨の骨組となっています。

鉄は錆やすい為、ドブ付けと言われる溶融亜鉛メッキ仕上げの物を使用します。

シルバ-色の物がそうで、一番錆に強い施工方法だと言われています。

上棟の様子は画像にてご確認下さい。

今回の目玉として、木材を「天竜材」として建築することがあげられます。

まじかで見ているととても風合いが感じられます。

 

最終屋根の下地を仮置きすれば雨も心配なく終わります。

ちなみに下の右の画像は五幣と言われる物で、ここに神社で頂いたお札を張り、飾ります。

小さくて少し見難いですが、木材の真ん中の白い丸がいくつかおるのがお分かりでしょうか?

これは木材を止める金物の内、外部に接する部分に断熱処理をして、熱橋を防いでいる様子で

す。

下の画像は外気に接する床部分に、先行にて断熱材を施工した画像です。

今回の断熱材はロックウ-ルの吹き込みですが、この外気に接する床部分はボ-ド系断熱材と

なります。

最後に2階上部にある窓の設置予定場所からの画像です。

すぐ横が伊丹空港という立地の為、飛行機が見えます。騒音は嫌ですが、見る分には良い感じ

です。今回防音にも配慮された設計となっている為、完成時の音の状態にも注目です。

 

 

 

 

 

 

 

銘木選びと村篤設計塾。

こんにちは!!

今回は、伊丹市に建築中の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの玄関の式台や、一部棚等

に使用する木材の選定を行ったお話と、「重層の甍」の設計を行った「村松篤」先生の2019年

の設計塾、第3回目のお話です。

モデルハウスに使用する材木の内、テーブルや棚、式台、手摺等、構造材以外にも沢山の材木

を使用します。ほとんどの材料は関西(兵庫、大阪、京都、奈良)にて調達できるのですが、

寸法や色味等、その時期にて関西にて手配ができない場合があります。今回は、その一部を

村松先生のご紹介という事もあり、岡山県の中塚銘木店という創業200年の老舗銘木店にて

仕入れを行う事となり、村松先生と岡山迄行ってまいりました。https://e-meiboku.co.jp/

創業200年らしい面持ちの会社様です。わくわくします。

下の画像に写っている方は中塚社長様です。

岡山も戦時中空襲に見舞われたそうですが、一部の蔵は焼けずに残ったそうです。

蔵には物凄い数の銘木が所せましと並んでいて、建築関係者としてはパラダイスです。

神代杉等普段お目にかかる事のない材料も沢山在庫されていました。

木材の状態、節の位置、有無、色具合等を丁寧に説明頂き、用意頂いていた材木を確認してい

ます。この作業はとても楽しいひとときです。製材前の材料の為、見た目に美しさは解りませ

が、お互い製材後の状態を頭に浮かべて選びます。銘木は、木によって表情や色合いが変わり

、ここは経験が生かされます。

下の画像は玄関に使用する栗の木の板です。

通常は、栗の一枚ものを式台として使用する事は少し贅沢ではありますが、モデルハウスの顔

となる部分でもありますので栗の木を採用しました。お施主様のご希望がありば、この様に部

分的に(全てでも大丈夫ですが)良い木材を使用すると、家に対する愛着が増す事になります。

費用の関係上最高級品とはいきませんでしたが、小さな節がある比較的状態の良い式台を選定

しました。節の部分はひょうたんの形の埋木を致します。完成後が楽しみです。

ちなみに現在式台等に無垢の一枚物を使用することはあまりありません。

一枚物は反りや価格面に少し難があります。

費用面で、幅はぎと言われる何枚かを繋げる材や、突板を使用するケ-スが多いのです。

この「栗」という木は数ある材木の中でも硬い広葉樹の木で、電車の線路の枕木として使用

されるほどの強度を持っています。式台にはうってつけの材料です。

銘木店の表に回ると「銘木バ-」なるレンタルスペ-スを展開されていました。

銘木は昔とは違いあまり使われなくなってきています。新建材と言われる工場製品が現代

の建築にて増えている事が原因ですが、我々は少しづつでも使い続けようと思います。

素敵な面持ちです。木の香りは人々の癒しを補います!!

木材の選定後、折角岡山に来たついでとばかりに建築物の探索です。

中塚社長様は快く私たちのお付き合いいただき案内して頂けました。

最初に「前川國男」設計の岡山美術館です。

現在「岡山芸術交流2019」というイベントが岡山にて行われていて、芸術で溢れています。

岡山美術館にもオブジェが置かれていました。

 

壁にレンガの小口を見せて埋め込んでいる珍しい建築です。

レンガの小口も不ぞろいとなっていて、なんとも言い難い良さが演出されています。

色々考えてチャレンジされているのだと感心させられます。

次に、同じく「前川國男」設計の天神山文化プラザです。

玄関正面にコンクリ-トの彫刻がある珍しい建築物です。どの様に彫刻されたのか不思議な感

じです。コルビュジェの影響からか不明ですが、芸術と建物の合体も普段全く考えて建築して

いませんが、何処でやってみたいと思います!!考えてみると昔の家には「欄間」「書院」等

普通に一戸建ての中に芸術があり、庭にも「灯篭」等芸術が普通にありましたが、現代の家は

建築とは別次元の芸術が存在しない気がします。現代にあった芸術を探してみたいと感じまし

た。

玄関の感じは前川作品そのものの感じで、前川先生のパネルが飾られていました。

当然前川先生はお会いした事が無く、イメ-ジが沸きました。

いなほ工務店モデルハウス設計の村松先生も「前川國男」がとてもお好きで、前川建築の聖地

と呼ばれる青森県の弘前市に先日行かれたそうです。弘前市にはなんと前川国男建築が8つも

あるそうで、私も一度訪れてご紹介したいと考えています。

下の左の画像の穴はなんと空調用の穴となっています。大変そうな仕事です。昔の人は凄い!!

右2枚の画像は天井に注目下さい。星空を証明にて演出されています。少し黒い色の天井は星空

を現しています。この天井の星空は個人的にとても気に入りました。こんな設計を何処かで行

ってみたいと思います。単に模様ではなく、照明を使う所が憎い!!

住宅用でほし柄のクロスは販売されていますが、実際照明を使っての演出は夢があります。

係の方にお願いをして特別に屋上にも上がりました。係の方も前川先生のファンの方で、色々説明

を頂けました。村松先生とはなんとも言えない盛り上がり方です。ありがとうございました。

左の三角の白い物体は天窓となっていて、ホ-ルに明かりを届けます。

真上からではなく横からの光を天窓として利用するこの手法は、我々の建築する一戸建てにも採用

できないか検討してみたいと思いました。これなら雨にも強そうです。

右は玄関にある彫刻を上から移した画像です。これだけの彫刻を掘るのに一体どの位工期がかか

ったのかと、良くない事が頭をよぎります。

最後に左から、建築当初からある照明器具と特徴的な木の手摺、天窓を下から見た画像となっています。

手摺があまりよく映せていませんが、なかなかのデザインです。かっこいい!!

光の加減が絶妙な加減となっていて、明る過ぎず暗すぎずで素晴らしい!!

この日既に充実した一日を送っておりますが、まだまだ続きます。岡山を出て今回の設計塾が行われる

博多(福岡)へと移動しました。この日の宿泊先も建築のお勉強となるホテルです。

設計は20世紀を代表する建築家の一人であるイタリア人建築家の「アルド.ロッシ」が日本で初めて設計

したホテル「イル.パラッツォ」です。http://www.ilpalazzo.jp/aldorossi.php 

流石にイタリア人建築家の設計した建物の説明は無理な為、画像を沢山並べます。

中も外もイタリア!! 内部は改装が何度か行われているそうですが、外部は当時のままです。

色使いは「イタリア」を感じさせます。イタリアには行った事ありませんが、イタリアを感じます。

が、しかし、今夜はこれだけでは終わりません。

博多と言えばラーメン、水炊き、明太子、もつ鍋等美味しい物の宝庫ですが、今夜はなんと

「孤独のグルメ」に出た事のあるお店です。「博多一富」さんというお魚がとても美味しいお

店に行きました。勿論予約して!! 予約無だと中々は入れない人気のお店です。

場所は博多の歓楽街の中州の中にあり、細い路地の奥にあります。場所は非常に解りにくい所

ですが、この解りにくさがまた良い所です。

事前に色々リサ-チを重ねて懇親のメニュ-選びです。最初に付き出しにて貝のお料理でした

が、絶品です。鯖ゴマ、鯵納豆を注文しました。鯖ゴマも絶品ですが、鯵納豆は最高でした。

納豆は、ヒキワリの物で臭みは全くございません。これは関西でも出す店がないか帰って

リサ-チしたいと思いました。ちなみに鯖ゴマも後日別の店で食べましたがこの店の鯖ゴマは

別物だと感じました。全てのメニュ-が凝ってます。

九州ですので勿論焼酎を忘れずに注文!! 焼きぎんなん、おきゅうと(海藻だそうです)と至福の時

は続きます。お酒を飲めない(ゲコ)先生を後目に、つい飲みすぎた気がしています。食が美味し

いとお酒が進みます。先生すいません!!

そしてトドメに若鳥のスープ炊きと言う鍋料理と雑炊です。鍋もさることながらこの雑炊は凄

い!!水分が少なめになる迄煮込まれた少しドロッとした食感で、濃厚だしがあっさりした最高

の一品でした。帰る時の時間は10時を回っていました。美味しい時間は経つのも早い。帰り

にお店の方に「いってらっしゃいませ」と送り出されました。流石中州です。でも我々は粛々

と帰ります。そしてホテルのバ-でもう一杯!!

とても充実した一日となった訳ですが、お話にはまだ続きがごいます。この日宿泊したホテル

「イル.パラッツォ」の朝食は日本一に輝いた事のある九州食材バイキングがついていました。

が、しかし、疲れからか痛恨の写真の撮り忘れです。しかたないのでこんな感じです。

http://www.ilpalazzo.jp/breakfast.php

昨日に続き、沢山いただきました。美味しさのあまり!! 完全に食ツア-化しています。

盛りだくさんの一日でしたが翌日からは設計塾です。

この日のスタ-トも建築物の視察から始まりました。はじめに福岡銀行本店です。この建物は、

黒川紀章さんの作品で、大きな吹き抜け空間を設けたデザインが特徴的です。

実物はとても大きく圧巻です!! 現在この吹き抜け部分は様々なイベントや市民の憩いの場と

して解放されています。

続いて福岡市文学館(赤煉瓦文化館)です。こちらは辰野片岡建築事務所の作品で、明治末期に

建てられた煉瓦造りの洋館です。とても良い感じの洋館です。辰野さんと言えば東京駅のデザ

インが有名ですが、この建物は正にミニ東京駅です。天井が高い建築はやはり洋館が似合いま

す。逆に日本建築は天井が低い方が落ち着く気がします。

こちらの文学館の一回にてエンジニアカフェなる物を発見。普段縁のないお話ですが、

「生物の構造と生態」と言う特別講演会のお知らせを発見!!時間が無くとても残念でしたが是非

聞いてみたかった。構造と生態とお題目がとても気になって仕方ありません。建築に置換えて、

「建築の構造と生態」というお題でいつかディカッションできそうです。

この日昼食は、「博多うどん」ラーメンが有名ですが、実は博多の方もうどんは良く食べるそう

です。讃岐と比べ少し柔らかめの麺ですが、美味でした。

続いて「アクロス福岡」です。私は二度目になりました、秋のアクロス福岡はまた違った良さ

を感じます。いなほ工務店とも縁の深い「田瀬理夫」先生が手掛けた、ビルを覆う緑の山です。

この屋上からの景色は最高なのですが、「山」だけに、階段以外の道のりはありません。

これも田瀬先生の拘りです!!

このアクロス福岡は当初在来種のみをビルの片側に植樹し、アクロス山を作りました。その後

鳥たち等が福岡の在来種の種を運んできて、現在は物凄い品種の植物が育っているそうです。

ビルですが、山です!! いなほ工務店ではこの手法を一戸建てに落とし込んだ田瀬流外構工事を

得意としています。里山住宅博の外構、里山整備も田瀬先生のお仕事でした。

まだまだ続きます。大濠公園能楽堂にまいりました。

舞台はやはり「桧舞台」です。無地の桧のみにて作られています。柱はそうとうな太さで、四

方雅の背割り無の桧が使用されています。現在では中々揃わない材料です。

実際の「能」は見たことがないのですが、機会があれば見てみたくなりました。

設計は、大江宏建築事務所です。ちょっと解りにくいですが、樋が大型建築ならではの作りと

なっています。

下の画像は能舞台横の「特別室」です。特別に中に入らせて頂きました。外からは中が見えなくなって

います。どんな方が利用されるのか? そこは聞けませんでした。

関西にてお手軽に能舞台を見学する方法があります。それは兵庫県三田市にある

「三田屋本店やすらぎの郷」です。三田牛のステ-キハウスですが、なんと能舞台があるのです。

三田牛のステ-キハウスとあってとても良いお値段なのですが、お昼のランチタイムは少しお手頃で、

お勧めです。私も実家が現在三田市にある為何度か訪れました。夜は行った事が無く能は見ていませんが。

大濠公園を端から端へと歩くと、岡山で見た建物と同じ設計者の「前川國男」作品の美術館があります。

入口にはご存知草間彌生作品が!!

最近あちこちに作品がありかなり見慣れているのですが、あると思わず写真におさめてしまいます。

「インスタ映え」する所がやはり一流なのでしよう!! 最初に見たのは瀬戸内海の直島でした。

ここの美術館の特徴は外壁面です。コンクリ-ト作りなのですが、コンクリ-トを抑える型枠

に「タイル」を使用しています。珍しい形で建築で、難しい建築です!!

タイルは2種類使われていて、いわいる二丁掛とひし形のタイル型枠が使われています。

このあたりから歩きすぎの状態となりかなり疲れてきました。しかし流石は村松篤設計塾です。

まだまだ歩きます。「御菓子處 五島」と言う和菓子屋さんにまいりました。

柿沼守利さん設計の建物で、モダンな感じの建物でした。歩き疲れた所に和菓子屋さん!!

あまい物を食べない手はありません。とても美味です。このお饅頭とは別に「モナカ」が有名

なお店の為、いなほ工務店お土産にモナカを購入し、購入している最中に建物の中をじっくり

観察させて頂きました。ありがとうございます。

ブログにするのも大変な位の盛りだくさんの一日となりました。この日の夜は懇親会にて博多の

水炊きを頂きましたが、疲れて画像の撮り忘れです!! さてさて翌日は設計課題の現場を見る所か

ら始まりました。造成中の現場で、今回ホストの九州八重洲さん所有の土地です。

電車の線路が近く、上空には飛行機が飛ぶかなり難易度の高い設計課題の敷地でした。

当社の周辺はやはり伊丹空港の飛行機が普通に上空を飛んでいて、電車も多いため、比較的慣れ

た課題の為、私としてはやり易かった課題となりました。

九州八重洲さんのホ-ムぺ-ジは、http://www.kyushu-yaesu.co.jp/

現場視察後、九州八重洲様のモデルハウスをひとつ見学ました。

博多は現在土地の価格がかなり高いそうで、この建物の土地も20坪程ですが、土地、建物合わ

せて6000万円もするそうです。我々阪神間でも中々無い高級な所です。

福岡は九州中から様々な物かーや人が集まってきていて、海外からの観光客の方も多い事が土

地価格の高騰に繋がっているみたいです。関西より高いイメ-ジです。

博多では、ホテル風の内装が現在うけているそうで、都会的な暮らしをイメージされていまし

た。ちなみに、いなほ工務店は「木の家」を意識した家づくりの為、大変勉強となりました。

     

締めくくりは設計講義です。あまりの盛りだくさんの状態にて最後に設計講義で、精神破壊

です。しかしながら今回も新たな発見が多数あり、今後の設計に生かせそうです。

昨晩お酒を飲みながら、村松先生に「もっと面白い設計をしなさい」と言われ、思わず先生

に対して、「最近先生の設計も大人しい」と言ってしまい、その事を講義にて話されていました。

良く考えると先生はお酒が飲めない為「素面」だったのです。いやいや「失言」でした。

次回は伊丹市に建築中のいなほ工務店モデルハウスの「重層の甍」上棟編をお届け予定です。

11月20日に上棟をとり行い、無事に上棟できました。少し進んだ状態にてのご紹介となります。

忘れていましたが、この日の昼食はやはり「博多ラ-メン」食べました。

博多ラ-メンは、紅ショウガと辛い高菜が良く合います。替え玉迄してしまいました。

設計塾なので、本来建築の話が本題ですが、食べログ状態になってしまいました。

いなほ工務店ではこの「村松篤設計塾」に通い始めて4年目となります。今まで社員6名が

参加を経験し、来年は更に別の社員も経験予定です。普段設計行わない社員(現場監督、営業)

等も参加していて、とても良い勉強と経験を得ています。伊丹市に建築中の、いなほ工務店

「重層の甍」モデルハウス完成時には社員一同建物の魅力をお話できる状態になりそうです。

では。

 

 

 

 

 

社員旅行in高知

こんにちは!!

先日、いなほ工務店社員旅行に行ってきました。

場所は高知県です。建築仲間の大阪の和光住建様が経営されている宿が高知県にあり、そこを目指して行ってまいりました。

移動は会社前よりバスによる旅行です。

尼崎~四国への移動は、淡路島を抜け徳島に入り、香川県を経由して高知入りとなります。

出発はして最初の昼食はやはり「讃岐うどん」です。

私はいつも釜揚げ派です。紅ショウガの天ぷらは関西地方でしか見ないそうですが好物のひとつです。

宿に行く途中に、高知県の小さな酒蔵に立ち寄りました。

桂月というちいさな酒蔵さんです。http://www.keigetsu.co.jp/

ちいさな酒蔵さんの為出荷量は少ないそうですが、味自慢の酒蔵さんです。

社員一同昼から大量に試飲を御馳走になり、気に入った種類を各々購入しました。

高知と言えば私は土佐鶴派だつたのですが、とても美味しいお酒に出会えました。

 

夜の宴会模様です。

社員が増えてきた事を考えると、考え深いものがあります!!

和光の社長様の計らいもあり、イセエビが丸ごと出てきて大喜び!!

宿の前は海!!

イベント用に使用する流木を皆で拾いました。

移動中のバスの中より仁淀川河口を撮影。

ここは実は知る人ぞ知るサ-フィンの超一級ポイントなんです。

波が大きくなるとチュ-ブと言われる大きな波が永遠と続く場所です。

私の知っている限りでは、同じ四国の海部ポイントを押しのけて更に良い波が来るポイントだと思います。

翌日は最初に高知市にある牧野富太郎植物園を訪れました。http://www.makino.or.jp/

私は2回目となります。

牧野富太郎さんとは、既に他界されておられますが、日本の植物の研究の第一人者の方でこの植物園は、

牧野富太郎さんの事を詳しく知れるだけではなく、様々に植物を見る事ができる植物園で、とても広く、

1日をかけてのんびり訪れる事も可能な植物園です。

里山住宅博in神戸の開催時には、牧野富太郎さんの植物図鑑を作成してお客様に配っていた思い出も

あります。この植物図鑑はまだ当社にかなり数がございますので、ご希望の方がいらっしゃれば、無料

にて配布致します。ご希望の方はお気軽に!!

この牧野富太郎植物園を抜けるとその先に、竹林寺というお寺があります。

この竹林寺の納骨堂を堀部安嗣先生(建築家)が設計され、建築学会賞を受賞されました。

丁度里山住宅博の時の出来事で、里山住宅博を堀部先生とも共有して作り上げた仲間としてとても嬉しい出来事でした。

納骨堂の建物は、周辺の自然ととても馴染んでいて、流石としか言い様のない建物でした。

堀部先生がいつもおっしゃっている、外観が主張しすぎない周囲の自然に溶け込む外観そのものでした。

見学を終え、旅の締めくくりはやはり「食」です。

高知に行けば、「カツオのたたき」これを堪能しないわけにはまいりません。

高知市のひろめ市場へ

ひろめ市場は市場に併設された、フ-ドコ-トの様なもので、地の物を買って

その場で食事ができる楽しい施設です。

高知で食べるカツオは最高でした!!

 

 

Q1住宅「重層の甍」、Ua値0.44

こんにちは!!

いよいよ伊丹市にて「重層の甍」いなほ工務店モデルハウス建築の基礎を着工致しましたが、

無事基礎の完成です。

綺麗に仕上がりました。基礎下も建物空間との認識の下しっかり洗います。

今日はこの建物の性能等について少しお話し致します。

いなほ工務店は日々様々な事を常に学習してより良い家造りを行っていますが、そのひとつ

として「新住協」http://shinjukyo.gr.jp/ という団体に加盟して、ここでは主に気密、断熱

について勉強を重ねています。ちなみに我々関西支部として活動(高気密、高断熱住宅の普及)

していてそのホ-ムぺ-ジは、https://chumonjutaku-q1.com/ となります。

「新住協」では一定の高気密、高断熱の条件をクリア-した住宅を「Q1住宅」と名付け、

この「Q1」住宅の普及活動及びより良い家の学習を行っています。

今回の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスは村松先生の設計ですが、気密、断熱のおい

ては当社と協議の上決定しました。

以前本ブログにおいて、気密は大事であると少しお話致しましたが、

https://www.inahonomachi.com/blog/263/ いくら断熱工事を良くしても、この気密がとれ

ていなければ全く暖房効果を得る事はできません。

簡単に言うと隙間が多い家となり、その隙間から暖気や冷気が逃げるばかりか冬は逆に外部

の冷気が建物内に侵入して結露を起こしてしまいます。

結露の原因は色々ございますが、一般的にはみの隙間風が原因となる事が一番多く見られます。

現新住協では最新式の「ボ-ド気密工法」という手法が確立されています。このボ-ド気密工

法を今回の「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスにおいても行います。

その一部をご紹介すると

この様に部材を使用して、気密を確保していきます。

目安としては気密値(C値)は最低でも1未満が基本となり、建物の形状や断熱方法により数字が

変化します。C値は低い程隙間がないという結果となります。

いなほ工務店の前回の里山モデルハウスはC値0.4の実測値となり、良い方の結果となりました

。今回も0.5あたりの数値となる予定で進めています。

このC値は1を切るとあとはサッシの形状や天井の断熱方法、玄関部と土台部の気密部材等によ

り変化し、より低い数字を目指す場合は引き違いサッシを使わない設計、屋根断熱、玄関部の

基礎の切り下げを無くす等の設計に関する制限が発生します。

現在この数値合戦になりつつある傾向がありますが、1を切る数値であれば極端に下げるメリッ

トはさほどない事が実証されつつあります。

次に「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの断熱についてですが、今回のモデルハウス立地

は伊丹空港のすぎそばの立地で、日中飛行機の爆音が響いている地域です。

実は「高気密、高断熱住宅」はこの音には強い家の構造となっています。

様々な断熱材が存在する現代にて、音に強い断熱材はグラスウール、セルロ-スファイバ-、

ロックウ-ルとなり今回はロックウ-ルの吹き込みを使用します。

ロ-クウ-ルの吹き込みは密度が濃く、現在一番消音に効果的だと言えます。又、「新住協」

では現代様々多様な断熱材が存在する中にて、燃えない材料を使用しようという考えがありま

す。

一部ボ-ド系断熱材等は、外壁が延焼する前に内部の断熱材に火が回り、一瞬に家じゅう火が

まわる火事が実例としておきています。

現在不燃材として存在する断熱材はグラスウ-ルとロックウ-ルのみとなっていて、その他の

断熱材は燃えにくい様改良しされていますが不燃材ではありません。

特に壁面には電気の配線等が施工されいいて、ここには特に気を配る必要があります。

今回はセルロ-ス等と同じ吹き込みにて断熱施工を行う為、隙間なく断熱を施工致します。

だらだらと書き込んでしまいましたが、上記の結果を数値で計算すると、

この様になります。

これは、Qペックスと言われるソフトにて計算した結果です。

Q値は1.52 Ua値は0.44となり、Q1住宅となりました。

現在の法律では、Ua値において住宅の性能を評価する事を国は基本としています。このUa値も

低いほど高性能となります。

現代の次世代省エネの基準は本地域にてUa値0.87以下

ZEHは                Ua値0.6以下

延期された将来の基準ヒ-ト20G1は   Ua値0.56以下

延期された将来の基準ヒ-ト20G1は   Ua値0.46以下

という数値となっいて、今回のUa値0.44は国の指針をはるかに上回った数値となっています。

気密、断熱の次に換気という項目がありこの手法も影響が強い部位となります。

換気についても様々な考え方が存在しますが、当社はその建物の立地場所、立地環境により

換気手法を変えて採用しています。

換気の種類として第1種換気、第2種換気、第3種換気があり、一般的に多いのは第3種換気です。

第3種換気は自然給気、機械排気となります。

今回は、第一種換気を採用しています。給気、排気ともに機械にて行います。

但し、給気と排気の空気の熱交換を行う為冷たい外気はあたたい状態で、暑い外気は少し冷や

された状態にて室内に入ってきます。

これにより、冷暖房の消費を抑える効果を生んでいます。

又、建物の形状上ダクトレス第一種換気と言われる物を今回採用します。

このダクトレスは、熱交換部位が回部に近い為、北海道等の寒冷地では不向きのシステムです

が(凍ってしまう為)関西においては力を発揮するシステムです。

第一種換気は窓を開けると機能しないので考えてしまうという方もいらっしゃいますが、今回

の様な騒音がある場所等においてはそまそま窓を開けない環境の為、あっていると考えます。

立地により手法を変えるという事は正にこの事だと思います。

完成時には是非体験してくたざい!!

 

 

 

 

 

「重層の甍」着工、基礎編、構造木材選定編

こんにちは!!

伊丹市に建築する「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスいよいよ着工です!!

建築に際し最初の大事な所は地盤と基礎となります。

今回も、計画している「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの地盤の部分の地盤調査を

サウンディングという地盤調査方法により行い、一定の基準まで地盤改良工事を行いました。

一戸建て建築の場合の地盤調査方法は今回のサウンディングという方法が一般的ですが、

より地質等の調査が必要な立地や大型物件の場合はボ-リングという手法の調査が行われます。

地盤改良工事費用は通常30万円~70万円程の費用が必要で、建物の大きさや地盤の状況において金額が変化します。

特に川の側の立地等は注意が必要で、最大120万円を超える費用が必要となる場合もあります。

ちなみに「いなほ工務店」では地盤に関して20年の地盤保証保険を付与しています。

地盤保証といっても災害は保証外となっています。

地盤改良工事が終わると、建物の基礎の形状に掘削作業を行い捨てコンと言われる工程に入ります。

下が画像は捨てコンの状態で、この状態から基礎を造っていきます。

ビ二-ルが見えますが、これは地盤面からの湿気を抑える為に使われています。

いよいよ基礎の着工となりますが、近年はベタ基礎と言われる基礎が一般的形状となって

いますが、このベタ基礎の施工方法にも色々方法があります。

いなほ工務店では2種類の方法を行っていて、建物の断熱方法にて手法を使い分けしています。

今回は、基礎断熱工法という工法を行う為、べ-ス、立ち上げのコンクリ-ト一体打ちという手法にて工事を行いました。

基礎断熱とは、1階のフロア-の下に断熱材を施工する手法と異なり、基礎に断熱材を施工する方法で、床下エアコン等(今回も床下エアコンを採用)を採用する場合に行う工法です。

基礎断熱、床下エアコンについては後日詳しく説明致します。

この基礎断熱工法を行う場合に特に気をつけるのが「白蟻」です。

基礎のべ-スと立ち上げを別々に施工する工法(世間一般で行っている工法)は、ベースと立ち上げの間には隙間が生まれます。

この隙間は年月を重ねるごとに大きくなり、数年後にその隙間から水が入ってきたり、

白蟻の通り道になったり致します。

従って基礎のべ-スと立ち上げを一発で施工することにより、打ち継ぎを無くし、

隙間が出ない様施工しています。他に白蟻対策を行っているお話も後日説明したいと思います。

ちなみに基礎の断熱材はホウ酸系の断熱材を使用し、白蟻がカジラナイ様しています。

無事に基礎のコンクリ-トの打設が終了しました。

この状態で1週間程寝かして型枠を撤去すれば基礎の完成です。

基礎のコンクリ-トの中には鉄筋が施工されていて、この鉄筋は耐震性等の点からとても重要で、検査対象となっています。

コンクリ-トに関しても、いなほ工務店では季節に合わせて配合を変化させ、一般に使用する基準以上のコンクリ-トを使用しています。

呼び強度と言われる強度と、スランプと言われる配合を指示し、コンクリ-ト業者より証明書を貰って施工しています。

基礎のお話から一転、次の工程に必要な主要木材のお話です。

伊丹市に建築する「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの上棟は11月中を予定していますが今回の主要構造材は、天竜材を使用致します。

今まで地域柄吉野材等を使用する事が多かったのですが、今回は静岡県の天竜材です。

吉野と並び、「天竜材」は特に高い評価を受けている国産材です。天竜材の詳しいお話も後日したいと思います。

その天竜材の今回使用する木材の選定を先日伊丹市に建築する「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの設計者の村松先生に行って頂きました。

ちなみに今回の「天竜材」は静岡県の「鈴三材木店」様より手配頂きました。http://suzusan.jp/

どれも美しい木材です。

乾燥状態もチェック!!

木を見ている先生の楽しそうなお顔!!

このお顔を拝見しているだけで幸せな気分になります!!

基礎が完成するといよいよ上棟です。

次回は、図面についてアップしたいと思います。

 

 

 

施工会議、納涼会、余ったタイルの販売会

こんにちは!!

先日、いなほ工務店の協力施工会社、大工、職人、メ-カ-等一同に集まって頂き、

安全確認、施工の勉強等を行い、その後夏の納涼会を開催しました。

職人さんの安全を確保する為、大変貴重な会議となりました。

現場の安全だけではなく、現場の清掃やきまり事の確認も行いました。

又、ゲストの講師委として日本住環境様 http://www.njkk.co.jp/

には、日頃私たちが勉強している「高気密高断熱」のお話を講義頂きました。

「高気密高断熱」の施工のお話も、職人を含めて共有できる様努力しております。

もうひと方は、NEXTSTAGE様 https://nextstage-group.com/company/outline.php

日頃第三者検査をお願いしている会社様に、来年度の民放改正の法律のお話しを頂きました。

いなほ工務店だけではなく、携わる職人様等皆の繁栄にはかかせません。

会議後の納涼会の画像はここには掲載しませんが、とても楽しく開催できました。

話はガラッと変わって、いなほ工務店のイベントの「タイル即売会」のお話です。

様々なイベントを行っているいなほ工務店ですが、今回は余ったタイルの販売会です。

タイルも各現場で使用するのですが、実は必ずといってよい程余りが出ます。

余ったタイルは通常タイル屋さんにて廃棄処分されますが、そのタイル屋さんにて廃棄処分を

待っているタイルを頂戴して、安価に販売会を行いました。

タイルも使い方によっては様々な小物等に変身します。

今後も可能な限り建築資材のロスを無くす様努力していきます。

ある意味食品ロスと考え方は一致しています。

 

「重層の甍」モデルハウス、地鎮祭

こんにちは!!

いよいよです。いよいよ着工です!!

設計を練りに練ってようやく伊丹市に建築する「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの着工!! 地鎮祭をとり行いました。

神主様はモデルハウスのある地元の伊丹市の桑津神社、神主様は安積様。

この辺りの歴史も少し神主様よりお話し頂けました。

ちなみに伊丹市に建築する「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスは、

浜松の村松篤先生設計 http://muratoku.com/

いなほ工務店施工の淡路瓦を使用した注文住宅モデルハウスで、

新住協のQ1住宅仕様(高気密、高断熱)。

ざっくり説明すると素晴らしいデザインを兼ね備えた、瓦屋根の少し懐かしい住宅で

ありながら、最新の気密断熱仕様となっている住宅です。

薪スト-ブも導入予定です。詳しい数値や仕様はおいおい本ブログにて紹介致します。

地鎮祭に入る前に手を清めます。

最近はこの清めが省かれている事が多い様ですが、今回は行われました。

地鎮祭開催!!

皆のお清め(修祓)を行い、「オ---」と神主様が声を出して神様をお招きします。(降神の

儀) 次に献饌(お酒の容器のふたを開ける) そして祝詞奏上、四方祓(四方に白い紙をまい

て清める) 、 地鎮の儀(エイ、エイ、エイと土地を象徴した盛砂に、施主、施工業者が鍬や鋤

を入れます)、そして玉串奉奠(二礼二拍手一礼)、撤饌、昇神の儀、神酒拝戴と

滞りなく進行しました。

快晴、吉日の中行われました。

集合写真です!!

自社が施主となる地鎮祭は長年やってきて初めてです。里山住宅博の時に皆で行った事はありますが!!

地鎮祭後は事務所において施工の打ち合わせです。

今回は、すぐ施工に入る基礎、上棟の木材関係等を打ち合わせ、村松先生が以前からお持ちの

希少品「建具の取っ手色々」を持参頂き説明を受けました。

今は製造されていない(職人様がいない等の理由) 取っ手が多く、特殊な漆の物や、

今はほとんど取れない木の物、真鍮の物等見ているだけで楽しくなります。

個々の説明は後日致しますが、村松先生いわく「手によく触れる所の部材は凝る」と言う事が

大事とのこと。うなづけます。

地鎮祭、工事打合せの次の日には、仕事のお話しと現場調査を行い二人で京都に!!

男二人で、「とらや本店」にてお茶を飲みました。 https://www.toraya-group.co.jp/

とらやさんは、全ての店舗を建築家の内藤廣様が設計されていて、

木と鉄と白いタイルが特徴です。

私は栗のお菓子とお茶を頂きました。作法ではお菓子を全部食べてから

お茶を飲むらしいのですが、知らずに同時進行してしまいました。

いっぷくの後は「京都大龍堂書店」へ。http://tairyudo.com/

建築の本の書店として有名な本屋さんで、村松先生がどうしても手にしたかった本を取り置きして貰っていました。

手にして喜ぶ姿は「建築マニア」そのものです!!

いよいよ開始した伊丹市に建築する「重層の甍」いなほ工務店モデルハウスの情報を

随時アップします。お楽しみに!!

 

新住協の全国総会研修会

こんにちは!!

今回は、日頃住宅の温熱環境(気密、断熱)を勉強している団体の全国研修会に参加した様子の報告です。

新住協はこちら http://shinjukyo.gr.jp/

今年は事務局のある仙台にてとりおこなわれました。

東京より北のエリアは北海道を除き個人的に発上陸となります。

と いう事で、前入りして研修とは縁のない地元食材を食べました。

なんだか食べログの様になってしまいましたが、目的の研修会 今年は全国からなんと350名の参加となりました。

会場も満員です。新住協の全国の会員は皆様勉強熱心です。

現在の高気密、高断熱の最先端のお勉強です。

日本は広く、各地域の工務店の仕様を勉強したり、最新技術、最新設備を勉強したり、こうした努力は良い家を建てるにはかかせません。

1年間の研究したデ-タを様々な角度から分析して住宅を向上させます。

1日目の研修後には全国交流会も行われます。

この交流会も普段お話する事のない全国の工務店との交流の為、最新情報満載です。

二日目は仙台地区の会員工務店様の建てた家の見学会です。

最初に仙台の建築工房零さんのモデルハウス見学です。

個人的にも大好きな感じの佇まいです。

玄関には鎖樋が!!

当社も里山25モデルハウスにて使用しましたが、やはり良いですね!!

木のぬくもりを感じる良い家です。

天井高さは極端に低く設計されていました。

仙台は関西に比べて当然寒い地域です。

薪スト-ブが設置されていました。

下の右の画像のサッシがとても気に入りました。

リビングスペ-スを和室としていて、和室の奥にソファ-を置ける様しています。

今度真似してみようと考えています。

2階の梁下は1900とかなり攻めていました。

外構にとても力を入れておられて素晴らしい出来となっていました。

仙台は関西に比べるとよはり敷地が広く、外構面では羨ましい限りです。

2軒目は、新住協の温熱環境に特化した住宅の見学です。

壁は200mm断熱です。南のダイレクトインを最大限に活用した住宅です。

冬とても暖かく、光熱費も最小限です。

今年の夏は少し苦労されたそうです。

2日間の研修の締めくくりはやはり地元食材です。

本来は、震災後の東北を見て回りたかったのですが、残熱ながら駅前で、三陸食材を頂く事に!!

 

 

びおハウスH、町の工務店ネット地域会

こんにちは!!

今回は、いなほ工務店が以前モデルハウスとしていた「びおハウスH」シリーズのお話と、いなほ工務店が加盟する町の工務店ネットの地域会の報告です。

初日には、川西市の工務店「グ-トンライフ」さんが現在モデルハウスとして使用している「びおハウスH」の見学会が行われました。

そもそも「びおハウスH」とは、建築家の半田雅俊先生が考案した住宅で、耐震性、気密断熱性、可変性を駆使した木の家の事です。

半田先生のホ-ムぺ-ジは http://www.handa-arch.com/

びおハウスHの内容は、https://biohouse-h.com/

こちらをご覧ください。

いなほ工務店も、この「びおハウスH」を取り組んでいて、過去に8棟ほど建築しております。

2日目には当社が3年前に建築した「びおハウスH」をお施主様のご協力のもと皆様にて見学会を行いました。

1日目の様子です。

日本全国から数多くの工務店の方が熱心に見学されていました。

工務店の探求心はやはり凄い。各地の地域工務店はこうした努力をおしみません。

2日目は最初に当社が建築した「びおハウスH」の見学会です。

あいにくの雨模様ですが、皆様熱心に見学されていました。

建物だけではありません。緑を沢山使用した外構にも注目が!!

右側の画像の門柱は、いなほ工務店でお馴染みのテイカカズラを巻き付けた門柱です。

この家の外構工事は、コンクリ-ト土間を使用していません。

地域の木と地域の石の構成により作られています。

下草の中にはアマガエルが沢山います。

中の様子です。

とても愛着を持ってお住まいになられていて、感無量です。

飾り付けもとても素敵にされていて、作りてとしても「大変嬉しい」やっていて良かったと思える瞬間です。

下の画像はお施主様もお気に入りのキッチンから眺める緑の景色です。

とても清々しくすごされているそうです。

フロア-に使用した、こちらもいなほ工務店ではお馴染みの吉野杉の節無しですが、3年たっても心地よく味が増した感じです。

梁の上にはかわいいお人形が!!

下の画像の窓にもかわいい物が貼られています。少し見難いですが!!

見学会の後は、いなほ工務店にて地域会です。

当社の歴史や建築についての話を皆様にお話しし、その後皆真剣に将来の工務店についての話を致しました。

とても充実した1日となりました。

全国の工務店の方々とお話をする事は、当然建築の技術的な勉強や経営手法、お客様動向やお客様に喜ばれる各種情報の共有となり、とても勉強になります。

さて 話は変わりますが伊丹市にて建築予定の「重層の甍」(いなほ工務店のモデルハウス)の地鎮祭の日が決定しました。

10月7日に地鎮祭、10月15日着工となりました。また本ブログにてご報告致します。